アンフガガチ

▲ 𝐀𝐧𝐟𝐚𝐧𝐠𝐚𝐠𝐚𝐜𝐡𝐢


分類 脊索動物門 爬虫綱 有鱗目 ゼラカガチ科

体長 ♂ 4.5~6.0 m ♀3.6~4.2 m

体重 ♂ 300~420 kg ♀260~320 kg

寿命 60 年 (max 78)

別名 酸執楊


★特定危険生物(クラスA)



 アンフガガチ(Anfangagachi)は、ハーデルト山脈 南部の森林に生息する、ゼラカガチ科の中型爬虫類である。緑黄色のうろこと巨大な大顎アギト、金髪の垂れたトサカといった特徴の他、主成分 HCl からなる強酸を体内に有しており、特定危険生物として扱われている。

ゼラカガチ科 共通の特徴である丈夫な四肢と高いスタミナを保有しており、普段はナワバリの周囲 5 km 程を単独で徘徊している。

 嗅覚が鋭く、一度 獲物、若しくは外敵と判断した相手は数日間に渡り追い続ける習性を持つ。最長で 2 週間 追われ続けたという記録も残っている。


牙と爪に、前述の毒を流し込む毒腺を有す。主に逃走しようとする獲物を捕らえる為に使われるが、口から直接 吐き出すことにより、外敵への威嚇いかくにも用いられる。その際にはまず溶岩を彷彿ほうふつとさせる低い破裂音を何度か発するのだが、この時点ではまだ警戒対象であり、追跡対象とはなっていない。その為、音を聞き次第 目を合わせゆっくりと後退する事で、比較的安全に逃げる事が可能である。


1)アンフガガチ

 記念すべき一匹目のモンスター!という事で、厨二病ドイツ語で始まりを意味する(Anfang)と、作者の干支である同じ爬虫類の巳年(カガチ)をくっつけてアンフガガチと名付けました。コウヤ達?……まだ ナイショ。


2)特定危険生物

 現代日本の "特定危険動物" みたいなモンです。魔王とか勇者が存在しない本作では、コレに分類された生物の事を "モンスター" とします。それ以外はただの野生動物です。

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