第16話
「新入生代表、神谷真君!」
「はい!」
結衣が居なくなって数日、俺は今中学校の入学式に挑んでいた。
しかし意外だったな、結衣が離れ離れになると言われた時に泣き叫ぶかと思ったんだが涙を堪えて
『うん、わかった。真君のお嫁さんに相応しい奥さんになる』
って言ってなぁ〜滅茶苦茶かわえかった!!
安心しろ!結衣はもう最強だ!!雫も最強、雪も最強。
ゴッホン!さて、それでは答辞とやらを読みますか。
「答辞、・・・・・・・・・・・・」
それにしても、可愛い子がちょこちょこいますなぁ〜。
ふふ!ふはは!ふははははは!見よこのイケメンフェイスを!!
そこに居る先輩美少女、同級生美少女達よ!待っていてくれ!!
え?結衣が居るだろって?
はぁ〜それはそれ、これはこれ、男ならハーレムだろ!大丈夫結衣なら笑って許してくれるはず・・・多分、きっと。
え?刺されないよな?だ、大丈夫だ!
え?結衣が許しても他の女が許さないだろって?
はぁ〜惚れるのはタダなんだぜ!つまり!美少女に粉をかけるだけかけて放置!
付き合ってなきゃセーフ!!
完璧よ!!
むふふ!先輩!後輩!どれもそそりますなぁ!!
ここはセーラー服、スカートから見える生足がたまらん!!
ジュルリ、オカズには困らなさそうだな!!
パチパチパチパチ
ふぃ〜めんどくせぇなこの答辞ってやつ、やる意味あんのか?あと校長とか来賓のお言葉とかって誰も聞いてないんだけど。
まぁ良いや、早速教室に行って美少女発掘タイムだ!
————————————
ワイワイ ガヤガヤ
「真!ひ、久しぶりね!」
「ん?おお!桜じゃないか、久しぶり!
お前もこの学校だったんだな!」
振り向くとそこには、綺麗な艶のある黒髪をポニーテールにしている剣道小町の異名を持つ十六夜桜がいた。
何故俺が桜を知っているかと言うと、幼稚園の頃から通っていた剣術道場の娘で良く二人で稽古をしていたと言う訳である。
むふふ、勿論汗をかけば一緒にお風呂なんて事もあり!ちゃんと裸見せ合いっこもしたで候!!
剣を持っている時は鋭い眼差しなのに、剣を持っていない時は純真無垢で今では手を繋ぐだけで顔を真っ赤にして照れるチョロインになっている。
「し、真と隣同士だ!・・・ヤッタ!」
「おお!本当だこれからよろしくね桜。後なんか言った?」
「な、何でもない!これからよろしく!」
むふふ、しっかりと聞き取れてますぜぇ!!
ああ!スカートから見える引き締まった細い生足に膨らみかけの胸が堪らん!!ぺろぺろしても良い?良いよな!!
あぶるるるる!!
ダメだダメだ!頭を振って煩悩を振り払え!!
そんな事をして警戒されたらもう生きて行けない!
俺のハーレムが!!
「ど、どうしたんだ真?頭なんか振って」
「ああイヤ、なんでもない。桜と同じクラスになれて嬉しくってさ!ちょっと興奮してた」
「な!な!わ、わ!ワタシモウレシカッタ」
ウッヒョ〜!!剣道とかやってる美人が照れるのってそそるよなぁ!!
ベットの上だと絶対顔真っ赤にして『は、恥ずかしい』とか言いそう!!
たまらねぇぜぇ!!後数年の我慢だ!!
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