第13話
「おはよう真君!昨日は大丈夫だった?心配したんだよ?」
「もう大丈夫だよ!心配かけてごめんね!」
翌日の朝、インターホンが鳴り玄関の扉を開けると、結衣ちゃんが俺に抱き着き上目遣いで話しかけて来た。
うーん、まだ硬いが将来これがボインボインになるのか。むふふ
「じゃあ行こっか!」
「そうだね!結衣ちゃんは昨日一人で学校行けたの?」
「ううん、真君と一緒じゃないからお父さんと一緒に行ったの!」
「そうなんだ!・・・・・・」
それから俺達は手を繋ぎ、他愛ない話しをしながら学校を目指して歩いた。
何回も言うけど、結衣ちゃんのおてて・・・ぷにぷにやでぇ〜!
—————————
それから数年が経った
「えへへ、来年から中学生だね!真君!」
「うん、そうだね結衣。ちゃんと勉強しなきゃダメだよ」
俺達は小学校の卒業式を終えて家に帰っている途中であった。
いや〜だいぶ大きくなったなぁ〜。
俺は160センチで、結衣は150センチのCカップまで成長していた。
むふふ、揉み応えがありそうですなぁ〜!
それにしても、色々あったなこの6年間。
ある夏の日は
『きゃあ〜!真君、冷たいねこのシャワー!』
結衣のスク水・・・むふむふ!
凄く・・・良かったです。眩しい、眩しいよ!
シュッとした手足が最高でした!えっ?もちろんオカズになりましたが何か?
ある秋の日は
『焼き芋美味しいね真君』
蜜が滴り、落ち葉で焼いた芋の匂いが鼻腔をくすぐる。
半分に割ると黄金色の蜜が目を楽しませる。見たら分かる旨いやつやん!
うーむ、結衣!そのお口で俺のお芋も・・・はっ!いかんいかん!
ある冬の日は
『真君!雪が積もってるよ!寒いけど雪だるまとかまくら作ろうよ!』
厚着をした結衣が鼻を赤くしながら誘ってきた。
前世では雪遊びなんてする余裕が無かったが、今世では楽しむぜ!
それにしても、そんなに寒いなら一緒にお風呂に入って裸見せ合いっこ・・・はっ!いかんいかん!
ある春の日は
『うぅ、真君と別のクラスになっちゃった・・・グスッ』
学校のクラス変えの表を見て泣き出した結衣。
俺は苦笑いしながら結衣を宥めて、帰りは一緒に帰る約束をしたり。
そんなに寂しいなら、今夜可愛がって・・・はっ!いかんいかん!
ある日
『真君!』
またある日
『真君!』
またまたある日
『真君!』
・・・あれ?俺ってエロガキか?それにこの6年間、結衣って友達出来たのか?
俺は男友達と女友達が何人か出来たけど、結衣って俺としか遊んでないイメージが。
・・・あれ?依存されてる?
・・・あれ?ヤンデレ?
・・・・・・まっいっか!あっ!そう言えば沙織様から幸運の力をオンオフ出来る様にして貰ったり、宝くじを買って10億円ゲットを三年連続してちょっとした騒ぎになったり。
はっ!大事な事があった!妹が出来た事だ!
悠也め!しっかり仕込みやがって!まぁ静流に似てめっちゃかわええから許す!
静流がめっちゃ嬉しそうで良かった!悠也ァ!テメェのニヤケ面なんて見たくねぇ!気持ち悪りぃ!
「・・・くん?・・・んくん!・・・真君!」
「うお、どうした結衣?」
「急にぼうっとしたから、大丈夫かなって!」
「ああ、ごめんごめん!」
人と喋っている時に長い間考えるのはやめよう、結衣に心配をかけ無い様にしないとな。
それじゃあ可愛い妹がいる家に帰るか!
悠也!車をとばせぇ!
——————————
三人称視点
『アイラブユー!アイラブユー!アイドンノー!アイドンノー!あたまのなか!ガンガン鳴ってる偏頭痛!マジで痛いんだ〜!』
♪♪♪♪♪
とある神の間に、大音量で可愛らしい女の子が踊りながら歌っている映像を目を見開いて見ている老人がいた。
仙人の様な白い立派な髪と髭、杖が老人の足元に落ちていると言う事は杖を使っているのだろう、しかし杖を持たなくとも良いピンとした腰、深い皺があり相当な高齢だと分かる見た目をしている。
しかし、今老人が持っている物は下界で言うサイリウムだった。
それを振り回し興奮気味に叫んでいる。
「後田さむこちゃん、かわええのぉ!
おお!今パンツ見えなかったか!!ええのぉ!
枕とかあるのかのぉ!ワシ神様やし誘ったらいけるかのぉ!」
全知全能なる神、明様!どうか我等を救い給え!
「ああ!?ええい!今いいとこなんじゃ!黙れ!!
・・・うっひょ〜若い女の子の脚はたまらんのぉ!」
☆☆☆
『うわ!キモ』
『いい歳こいた深夜徘徊ジジイが』
『うわぁ、明様に祈っていた部族が全滅しちゃったよ』
『ハァ〜嫌なもの見た。やっぱり百合だよな!』
『ハァ〜!触手だろ!』
『ハッ!これだから三下は。女騎士とオーク、これは譲れない』
『テメェこそ何言ってんだ!寝取られが良いんだろう!』
『ククク、寝取りが最高だ!』
『ロリこそ至高』
『熟女だろ?』
『ショタ、ハァ!ハァ!』
『『『『『『『『『あ゛!?』』』』』』』』』
遠巻きに明の領域を見ていた神々は口汚く罵った後、一人を除きお互いの趣味が合わず殴り合いの喧嘩が始まったのであった。
『・・・ハァ〜まともな神は居ないのか』
(いや、お前の死姦趣味が一番やべ〜からな!)
喧嘩をしていた神々は最後の一人の呟きに心の中でツッコむのであった。
もうダメだ!おしまいだぁ!
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