第4話

「いや〜それにしても、もう小学生か。早いもんだな」


「そうね、いい?真。

 もう、おっぱいは卒業よ?わかった?」


 悠也は朝ごはんを食べながら、子供用のスーツに着ている真を見て、感慨に耽る。

 すると、静流もそれに頷きながら真に死刑宣告をする。


「え゛っ!・・・・・・・・・え゛っ!」


「ブゥ!はははははははははははは!!!!!」


 それを聞いた真は聞いたことも無い声で驚き、暫くしてまた同じ声を出した。

 それを聞いた悠也は飲んでいたコーヒーを吹き大笑いした。


「ああ!ふきんふきん!」


「ああ、、、ああぁぁ、、、ああああ!!!!!」

(何ぃ!!!!あの巨乳を揉みしだけないだと!!

 嫌だ!!一昨日悠也に揉まれてたじゃねーか!!

 なんで悠也は良くて俺はダメなんだ!!嫌だ!嫌だ!)


「はははははははははははは!!!!!!!」


 コーヒーを吹いて汚れたテーブルを見て、静流は布巾を取りに台所からへ向かい、真は頭を抱え呻くだけ。それを見て悠也は腹を押さえて大爆笑して、賑やかな朝食になった。


———————————————————————


 ピンポーン ピンポーン


「真くーん!一緒に小学校に行こう〜!」


 賑やかな朝食を終え学校に向かう時間になり、おっぱいの卒業話しは一旦終了となった所に家のインターホンが鳴り、可愛らしい声が聞こえた。


「あ!ほら真!結衣ちゃんが来たわよ!」


「本当!?はーい!今行くよ!」(うっひょい!可愛い幼馴染の結衣ちゃんだぜ!

 将来この子と結婚するのかな〜ゲヘヘ)


 静流はその可愛らしい声で、幼馴染の結衣だと気づき真に伝える。

 すると、真は年相応に返事をし勢いよく玄関まで走ったが、心の中はドブ以下であった。


———————————————————————


 沙織視点


『本当!?はーい!今行くよ!』(うっひょい!可愛い幼馴染の結衣ちゃんだぜ!

 将来この子と結婚するのかな〜ゲヘヘ)


 場面が変わりここは神の間、そこで頭を抱える沙織とイラついてる悟が居た。


「はぁー、誰でも良かったとはいえ・・・この子で良かったのかしら、いやこの子しか居なかったから適当な理由を付けて転生させたんだけど・・・」


 チラ


 沙織はため息を吐きながら一人呟く、そして隣で怒って居る悟をチラ見する。


「真!テメェ!子供なのを良い事に幼女と仲良くしてんじゃねぇーぞ!羨ましい!YESロリータNOタッチだろ!俺の教えた事忘れたか!ああ!おまっ、今、どさくさに紛れて尻触ったろ!羨ましい!」


「・・・・・・はぁ〜、地球温暖化により地球が魔力不足に陥って悲鳴を上げているから、異世界から魔力を譲ってもらう為のパイプの役割だから誰でも良かったのに・・・なんで、あんなのなのよ」


 チラ


「ああ!テメェ!なに結衣ちゃんに結婚しようって言われてんだ!変われ!はぁはぁ、結衣ちゃん俺と結婚しよう!な、な、テメェ!真!何が!うん!だ!ぶっ殺すぞ!テメェは大人しく部屋でシコってろ!」


「・・・・・・・・・はぁー、BL読も」

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