第306話 ゴキブリと旦那
2024.7.10
昨日、ゴキブリ並みにだらしない旦那に堪忍袋の緒が切れた。
あれこれと注意してたら、逆ギレされて、プッツンと来た。
今までなら、そこでキレて壁に穴を空けたりしていたのだが、私は静かに「それなら共同生活は無理ね」と言い放った。
薬が奏功して今は割と落ち着いているので、衝動的にキレることはほとんどなくなったと思う。
ゴキブリ並みにだらしない旦那には常にイライラしてるけど。笑
堪忍袋の緒が切れたので、チェーンをかけて旦那を締め出した。
帰ってきた旦那が、蚊の鳴くような声でボソボソと何か言っている。
アイスが溶ける、、、とか意味不明なことを言っている。
ご機嫌取りにアイスを買ってきたらしい。
仕方なく家に入れた。
ここが、私が鬼になれない悪いところだ。
本来ならそのまま締め出してしまえばいいのに。
締め出してしまいたいくらいに、今までのチリツモで爆発した。静かに、私はキレていた。
チリも積もれば何ちゃらというものだ。
家に入ってきた旦那は、モソモソと何か言っているので、一喝した。
まず、家に入れてくれてありがとうだろ?
何か言うことあるだろ?
ちょっと、だらしなくてすみません
と旦那は言った。
ちょっと?
どこが?
お前はゴキブリと同列に並ぶくらいにだらしないんだよ。
そこからは永遠に説教だ。
響いているかはわからない。多分響いてない。
ヘラヘラしている。
結局、私が折れる形で和解することになった。
だらしないの概念はどうしたって変わらないものだから仕方ない。教育していくしかない。
何故こんなにだらしないのだろう。
昨日は離婚も頭をよぎった。
でも、こんな病気だし、フルタイムでも働けないし、結局は旦那の力も必要なわけだ。
そんな感じで、こんな病気にはうんざりだ。
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