第307話 後悔先に立たず

2024.7.16

3連休は、義父の実家である岩手に行ってきた。

旦那は一足お先に盛岡へ、私は翌日に盛岡入り。


一人でぷらぷらと気楽に盛岡観光。

初めて御朱印を頂いた。

これはハマりそうな予感。


最近は落ち着いてはいるが、旅行などに行くとついつい睡眠が乱れてしまって、躁転しがちだ。今回も、それを懸念していた。

まぁ結果的に何とか免れたようだ。


感覚過敏がある私は、タオル地のものを敷いて、タオルケットを掛けないと眠れない。

着られる部屋着も限られたものである。


タグとかもチクチクして気になるから全て外す。

面倒くさい奴なのである。


義父の実家でも、タオルケットを敷いて、タオルケットを掛けて寝た。

意外と眠れた。

そのおかげで、躁転は免れた。よかった。


ホテルでは、バスタオルを2枚ほど借りて、敷いて寝る。

追加料金がかかってもいい、バスタオルを敷くのは、もはや儀式のようなものなのである。


なので、私が旅行に行くというのは楽しいが大変なことなのである。

何故なら、躁転のリスクをいつも孕んでいるから。


躁転すると、以前はまぁひどかった。

イライラして壁に穴を作ってしまったり、散財したり、仕事を週6日やってみたり、、


そんなわけで、躁転は避けたいわけである。

最近となっては、薬を飲んでいるおかげもあって、躁転しても何とかかんとかやれている。


「生理前にイラついている女」程度に収まる。


気分が良くなって、某アマゾンや某ZOZOTOWNなどでポチポチすることも無くはないのだが、まさか貯金をはたいてまで、とか借金してまで、なんていう散財はなくなった。


こんな病気じゃなかったら、もっと貯金あっただろうな、とか、もっといろんな人と友達になってただろうな、とか思うことはいろいろある。


病気のおかげで、離れていった人も多いと思う。

イラついて、自分から離れてしまった人もいる。

躁になると、気分が妙に高揚するというか、いきなり人間関係の断捨離を始めて連絡先を消したりし始める。


後悔先に立たずで、気付いたときにはもう遅いのである。

そうやって、いなくなってしまった人も多い。


あー、あと10年早く治療ができていたらな。


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