第289話 「正解」と「不正解」
2024.3.28
週1で行っているバイトを辞めることにした。
悪口ばかりが飛び交って、居心地が悪い。
そう思うと、通勤も、仕事内容も、全てが嫌になってしまった。
旦那の扶養から抜けてから、たったの2週間。
また新しい職場を探さないといけない。
もしくは、また扶養に戻るか。
お金のことで心配が尽きない生活から抜け出したい。
でも、人間関係の悪いところは私にとっては鬼門で、非常に居心地が悪い。
どのみち長続きはしなかっただろう。
私はいつも仕事が長続きしなくて、延々と転職を繰り返してきた。
私は本当にダメな人間だ。
昨日は、生理前ということもあり、自分のダメさ加減に辟易としてしまって、リアルに1日寝込んでいた。
そして、食べ物をむさぼり食っては吐いていた。
地獄のような1日だった。
とにもかくにも、自分はダメ人間と、自分に烙印を押してしまっている。
インスタを見ればきらびやかな世界。
私には友達と言えるものがいないから、暇な時間はインスタを見たりアプリでテキトーにやり取りをして時間を潰したりしている。
この病気を発症して、いろんな人間関係が消えていった。
自分で消した人間関係もある。消された人間関係もある。
あのときこうしてれば、、なんて日常だ。
人生なんて、タラレバの連続であって、常に自分の選択があたかも「正解」であるような気でいるけど、私の場合は「不正解」が圧倒的だ。いや、「不正解」を選ばざるを得なかったのかもしれない。
こんな病気じゃなかったらな、なんて何でも病気のせいにしちゃいけないのはわかってるんだけど。
何だかもの悲しい気分だ。
絶望にも似た気分。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます