第120話 課せられた課題

朝だ。


朝だ、生です、旅サラダ。


私は、スマートウォッチで日々の睡眠を管理している。

歩数計も付いているが、歩いていない時でも感知してるっぽいのでもう信用していない。


昨日くらいに、ふと、どうでもいいことがダラダラと浮かんでくることに気付いた。

躁の兆候だ。


昨日の睡眠時間も、3時間のようだ。

布団に入った時間と起きた時間を考えれば6時間は寝れているはずだけど…


普段はだいたい6時間前後で推移してるので、きっとスマートウォッチは信用して良いのではないかと思っている。

ということは、やはり実質的に3時間しか寝ていないのだ。


今日の睡眠時間も4時間。


めちゃくちゃ喋りたい、とかそういった感じではないけど、ちょっと買い物とか多めにしちゃったかな、みたいなのはある。

余計なものを買ってみたりとか。


この躁の兆候をどうコントロールするかで、鬱の波が変わってくる。


確かにこのところ、夜ふかししがちかも…


たまに、自分はこんな病気じゃないのでは?とか思うときもある。

でも、双極性障害についての本を読んでみたりして、事例とかを見ると、「あれ、これ私のことじゃね?」みたいなのが載ってたりする。


躁になって転職、鬱になって休職、職を転々と…


あ、ワタシです…


もう10回は職場を転々としている。

看護師という資格がなければ、今頃は野垂れ死にしていたかもしれない。

そういった意味では、よく生きてきたなと思う。

サバイバー爆誕。


しかし、ある意味では、看護師というストレスフルな仕事じゃなければひどくならなかったかもしれないし、発症そのものもなかったかもしれない。


あの時こうだったら、とか、全てはタラレバだけど。

ちなみに私はレバニラが嫌いだ。


双極性障害は、波にうまく乗るのが大事だなんて言うけど、私はサーファーじゃないのでうまく乗りこなせていない。


今後生きていくなら、これが最重要課題なのだろう。






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