第94話 死にたい気持ち

昨日、マンションの屋上の手すりに座って、下界を眺めていた。


自分の人生、いつが一番楽しかったかな、とか、母親のこと、今までのこと、これからのこと、いろいろ考えていた。


何にも楽しくねぇし、これからも楽しくなる見込みはないなと思った。


推しとご飯行って、ホテルまで行ったのに、自分の過去の話(身体の傷が虐待によるものだってこととか)話したら、相手が引いてしまって何にもしないで帰ってきた。


自分が望んで歩んできた人生ではないのに、他人にはそうやって距離を置かれてしまうのか、と思ったら、自分の生きてる価値なんていよいよないように思った。


私の居場所はどこにもない。

マンションの屋上で、手すりに足を引っ掛けて、後は後ろから押されたらそのまま落ちますよ〜の姿勢でしばし考え事をしていた。


そういえば、そんな風にして好きな人が去っていったことは初めてじゃない気がする。


私が生きていても、居場所はないし、つらいと言える相手もいないし、結局独りぼっちなんだなと悟った。


そしたら、飛び降りてもいっか。ってなった。


どうして生きてるんだろう。


3年前に死んだ祖父が、背後にいる気がした。

私の唯一味方だと思えた人だったし、愛情を感じた人だった。


祖父のところに行きたい。と思った。


この世の中は、生きていくには私にとっては何かハードモードだから。


何にも楽しくないよ、生きてたって。


旦那なんか、ただの同居人。

私の心の内なんて知らないよ。


鬱ですね、躁ですね、ラベリングするだけ


わかりもしないくせにわかったフリして「それはつらいですね」とかクソみたいなカウンセラーぶってる


私は独りだ。

でも、独りで抱えるには、ちょっと重すぎるかな。



早くいなくなりたい。

この世界。


味方なんて、どこにも、誰もいない。

双極性障害の治療なんかどうでもいい、死にたい。


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