第28話 焦燥に駆られて

2022.5.8


GWは本当は休みだったんだけど、謎の焦燥感に駆られて、派遣の単発バイトをポコポコと入れて、慣れない場所で割と長い時間働いた。


場所が違えば勝手も違う。人も違う。


頭をフル活用するし、身体も使う。

心身疲れる。


わかってるのに、バイトを入れてしまった。


謎の焦燥感。

これは去年の夏にも同じようになって、手帳のスキマが嫌で、週6で働き、パーソナルトレーニングに通い、さらにはエニタイムフィットネスまで契約。通信教育のスクーリングにも行っていた。


当時の手帳を見返すと、ぎっしりと予定が詰まっている。


きっと、双極性障害の躁状態だったのだろう。

それでも、ちゃんと予定をこなせていたのがすごい。


しかし、3ヶ月くらい経って、ガラガラと崩れ、躁で上がった分がガクンと鬱になり、自殺未遂をやらかした。


そんな、謎の焦燥感がGW前にも現れて、バイトをポコポコと入れた。

結果的に、夜にはエネルギー切れになって、バチンとスイッチが切れる。


本当に、何をするにも億劫になってしまう。

シャワー浴びる、髪を乾かす、スキンケア、薬を飲む、全て面倒くさい。


良くない傾向。

それで、やっと今日は1日オフの日。


先日、おじさんと水着サウナデートしてきたわけなんだけど、サウナって意外といいなと思って、定期的にサウナ行こうかな、なんて思いつつ。


そんな感じで、痩せたいなと思って、躁の時にストイックに頑張っても、鬱で過食をしてチャラにしてしまう。


これが地味につらかったりする。

いかに双極性障害の特有の感情の波やブレをコントロールするか。

波を乗りこなすというのか。

これは大きな課題。


そう、私はサーファーなのだ。

駆け出しのサーファー。


リアルに湘南あたりで波に乗ってるサーファーなら、どんなによかったことか。


アロハオエ〜




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