2022年12月30日

 昨日のアドスコアは7,112。

 直近一週間の平均は10,012。

 代表作『異世界で俺だけがプログラマー』のPVは8,149。

 『異世界ファンタジーの累計ランキング』は498位、目標まで156作品。

 昨日から1歩前進。

 昨日は☆貰えず、☆合計7,211個、目標まであと2,789個。


  ◆◇◆◇◆◇


 プログラム知識23回目。

 ツール。

 勝手にプログラム3種の神器を決めました。

 エディタ、ビルダー、デバッガー。

 これが三位一体であると統合環境を名乗れるという。


 自作ツールなんかは良く作ったりする。

 テストデータ自動作成とか、条件検索とか、とにかく色々と作った。

 自作ツールはとにかく便利。

 簡単な機能なら10分で作れてしまう。

 痒い所に手が届きまくり。


 手作業でデータの修正なんかめんどくさい時にはよくお世話になった。

 エディタの置換機能は優れているけどプロクラムほどじゃない。

 それに何百メガという大きさのファイルを、エディタで開くと糞重い。

 やってらんない。

 自作ツールなら待っているだけでオッケー。

 その間に別の仕事も出来る。

 とにかくプログラマーにとっては自作ツールがないと話にならない。

 これを作れない新入社員はくだらない仕事で潰れていく。


 何万件も手作業でどうかしようというのが間違っている。

 新人に作り方をレクチャーするのだが、自作ツールには雛型がない場合が多い。

 完全オリジナルで作らないといけない訳だ。

 プログラム能力のない奴は作れないので潰れていく。

 非情なようだが仕方ない。

 真似だけでやっていける甘い世界じゃないのだ。


  ◆◇◆◇◆◇

 わらしべ長者小説企画、第38話。


 貝殻と瓶か。

 ちょっと遊んでみるか。

 瓶の貝殻を全て出して、砂を中ほどまで入れる。

 貝殻と落ちていた木片を入れて、小さめの雑草を植えた。

 なんとなくいい具合だ。


 眺めていたら、人が通りかかった。


「ふむ、瓶の中に世界を作ったのか。虫も入っておるな。文字通り世界だ」


 そう言って老人が髭をさする。


「気にいったならあげるよ。何かと交換してくれたら嬉しい」

「では、飲兵衛に大人気のこれをあげよう」


 コースターを貰った。


「ただのコースターじゃないよね」

「当ててみるんじゃな」


 ええと飲兵衛に大人気か。


「水滴がつかないコースター」

「ハズレじゃ」

「てっきりドライの魔法を込めてあると思ったんだけどな」

「ふむ。ドライの魔法を込めたコースターとな。良いアイデアじゃ。じゃが違う。ほれ当ててみろ」

「飲み物を暖かくするコースター」

「ふむ、それは寒い日ならありじゃな。今度作ってみるかのう。じゃがハズレじゃ」


 たぶんこれだ。


「冷却の魔道具」

「正解じゃ。使い捨てじゃがな」


 さっき話してた温めるというとこうかな。

 マグカップを手で包み魔力を込めて温める。

 カップから湯気が上がった。

 コツは掴んだ。


「【ホット】」


 マグカップの中のお茶はさらに熱くなった。

 チャコを飲まないように気をつけながら、お茶をすする。

 飲み頃だ。


「お主、魔法使いか?」

「見習いだけどね」

「ふむ、冷やす魔道具もお主なら作れるのではないかな」

「魔道具の作り方は知らないんだ」

「簡単じゃ。魔法を発動するイメージと魔力を込めて呪文や魔法陣をかき込めばよい」

「魔道具でないコースターはある?」

「ほれ、あるぞ」


 ペンも借りてコースターに温めると書いた。

 もちろん魔法のイメージと魔力を込めてだ。


「【アナライズ】。ふむ、ちゃんとできておる」

「これで食うには困らなそうだ。じゃあ行くよ」

「ではな。名も知らぬ魔法使いよ。魔力の光が行先を照らしますように」

「魔力の光が行先を照らしますように」


 魔道具の作り方を覚えたから、これからはそれを売って路銀にしよう。


  ◆◇◆◇◆◇


 ここからは農業日誌。

 昨日の収穫はなし。

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