2022年12月28日

 昨日のアドスコアは11,293。

 直近一週間の平均は10,114。

 代表作『異世界で俺だけがプログラマー』のPVは11,031。

 『異世界ファンタジーの累計ランキング』は500位、目標まで158作品。

 昨日から1歩前進。

 昨日は☆貰えず、☆合計7,211個、目標まであと2,789個。


  ◆◇◆◇◆◇


 プログラム知識21回目。

 バージョン。

 製品名Ver○.○.○とある奴だ。

 喰寝丸太Ver1.0.5とかこんな具合に付ける。

 1.0.0から始まるのだが、製品になってないテスト版なんかは0台が使われる。

 他にも色々と規則がある。


 左から順番に、メジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンらしい。

 パッチの意味は知っているよね。

 バグや不具合が起きると修正する。

 でプログラムの書き換えをするわけだが、これをパッチを当てたとかいう。

 それをやるとパッチバージョンがカウントされる。


 マイナーバージョンのカウントは、たぶんマイナーチェンジだと思う。

 機能を少し追加するとカウントされる。


 メジャーバージョンは大幅変更。

 別の製品かというくらい変わる。


 でも会社では好き勝手やっていた。

 番号が飛んだりはしないらしいが、平気で飛んでいた。

 欠番の奴も納品はしてる。

 ただ速攻でバグを指摘されたりしただけだ。


 会社によっては2.0.0から始まるところもある。

 1.0.0がβ版で、0.0.0がα版だそうだ。


  ◆◇◆◇◆◇

 わらしべ長者小説企画、第36話。

 街に着いた。

 井戸を探して歩く。

 毛糸の靴下を貰ってくれそうな人が集まっていそうだからだ。


「井戸はこっちだよ」


 案内役の子供に連れられて井戸へ。


「ありがと」


 飴玉を与えた。


「うん、ばいばい」


 さてと。


「靴下と何かを交換してくれる人いませんか?」


「物々交換かい。昔はやっていたね。懐かしいよ」

「そうかい。いまでも市場で時たまやっているよ」

「だれか交換してあげなよ」


 おばちゃん達は格好の話題が出来たようで楽しそうだ。


「じゃあ、石鹸と交換してあげるよ」

「やった。助かる」


 毛糸の靴下が石鹸になった。

 これは服を洗えという事だろうな。


 宿を取って、荷物を預けて、そして下着と替えの服を店で買った。

 宿の井戸で服を洗う。

 だいぶ金を使ったな。

 ブーツの時みたいな事はもうないだろう。

 アルバイトするべきなのだろうか。

 よしとりあえずはコインランドリー代わりをしてみよう。


 塗れている吊るした服を、睨む。

 もちろん空気に魔力を込めてだ。

 風と魔力が合わさって服を乾かしていく。

 よし感覚を掴んだ。


「【ドライ】」


 乾燥魔法を会得した。

 これは凄く役に立つと思う。


 乾燥魔法1回銅貨1枚の札を作って宿に置かせてもらう。

 客がぽつぽつと現れた。

 洗濯物をすぐに乾燥させたい人は少なからずいるらしい。


 評判を聞きつけた近所の主婦達がやってきた。


「助かったよ。おむつがなかなか乾かなくてね」

「こっちも路銀稼ぎが出来て大助かりだよ」


 おむつの乾燥は儲かった。

 あとタオルの大量注文とかもあった。

 何に使うのか分からないけど、何かの商売なんだろうな。


 この技能だけで街に定住できる気がする。

 でも異世界をもっと旅はしてみたい。

 日本にも帰りたいし。


 37話に続く。

  ◆◇◆◇◆◇


 ここからは農業日誌。

 昨日の収穫は春菊と小松菜。

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