2022年12月10日
昨日のアドスコアは6,376。
直近一週間の平均は7,748。
代表作『異世界で俺だけがプログラマー』のPVは5,550。
『異世界ファンタジーの累計ランキング』は512位、目標まで180作品。
昨日から停滞。
昨日は☆13個貰って、☆合計7,083個、目標まであと2,917個。
◆◇◆◇◆◇
プログラム知識3回目。
プログラムには短いのと分かり易いのがある。
どういう物かというと。
『x+=2』と『x=x+2』。
これは二つとも同じ意味だ。
xが二つ増えるという意味。
短いのは最初の方。
プログラムに慣れてない人がぱっと見すると、後の方が分かり易い。
こういう決まり事みたいなのはどうでも良いが、単語にも同じ事が言える。
『length』と『l』ではどうだ。
短いのは『l』だけど『l』はレフトかも知れないし別の物かも知れない。
このように短くなったからと言って分かり易いとは限らない。
慣れがあると短いのでも平気だから始末が悪い。
文章に通ずるところがある。
短いのでも意味は通る。
長いのは分かり易い。
でも長いのは簡潔とは言えない。
『length』の場合は『len』などとちょうど良い物を探す。
心地よくてセンスの良い省略の仕方を模索するのが良いのだろうね。
◆◇◆◇◆◇
わらしべ長者小説企画、第18話。
魚の干物は良かったんだが、日差しに炙られて良い匂いが漂う。
ハエが寄って来る事この上ない。
くれた彼女には悪いがすぐに処分しないと。
こうなったら誰でも良い。
物乞いが道端に腰かけていた。
目の前に皿を置いてだ。
俺は皿に干物を乗せた。
彼は嬉しそうに笑った。
少なくとも感謝してくれる人間には渡せた。
腹だって凄く空いているだろう。
「代わりの物をなんかくれ。不用品で良い」
物乞いは少し考えると、後ろに置いてある荷物から割れた皿を取り出した。
贅沢は言わないよ。
俺も笑って皿を受け取った。
物乞いは喋れないらしい。
それとも喋るのが嫌なのか。
「チャコ、この物乞いを治してやろう。何となく気に入った」
「もう、安易に頼らないでくださいまし。仕方ないですわね」
物乞いが用意した茶碗に水を入れチャコを入れた。
紅茶みたいなお茶が出た。
匂いはミントみたいな感じだ。
チャコを回収して俺のマグカップにも同じお茶わ淹れる。
物乞いと乾杯した。
清涼感が身体を駆け巡る。
口の中に当たる物が。
「ぐえっ、何だ。ぺっぺっ」
俺は金属片を吐き出した。
ひょっとして歯に詰めた奴か。
舌で歯を確認する。
欠けた歯など一つもない。
つるつるとした良い歯だ。
「物凄い貴重な物を飲んだんじゃ?」
「そうでございましてよ。感謝してくださいまし」
「するする」
物乞いは立ち上がるとぴょんぴょん跳ねてから走り出した。
おーい。
そして、しばらくして戻って来た。
にかっと笑う彼。
ちょっと良い事をした気分だ。
何でおっちゃんの時にこれを飲ませなかったのかな。
「この薬茶、副作用があるだろ」
「ええ、弱っている時に飲むと死にますわね。古傷限定の奴でしてよ」
さらっととんでもない事を言われた。
まあ良いか。
俺は割れた皿を持って歩き始めた。
19話に続く。
◆◇◆◇◆◇
ここからは農業日誌。
昨日の収穫は大根1本とキャベツ1個。
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