第20話 様々な問題

「王様、大妃媽媽が・・」


「またか・・」


張氏が大妃に降格したことで毎日王堂に

来るようになっていた。

今までしてきたことを考えれば寛大な

処遇だが張氏は崔氏が王大妃になった

ことに、相当腹を立てている。


「王様どうか命令を撤回してください。

私がどれだけ国に貢献したか・・」


「大妃媽媽この命令は前王が決めたこと。

撤回することはできません。

どうか大妃媽媽の成すべきことに

手を尽くして・・」


淡々とした様子に更に腹を立てたのか

最後まで話を聴かず王堂から出て行った。


「母上の元に挨拶にも行かぬとは・・

益々関係が悪化するばかりだ」


跡継ぎや側室、大妃の問題など様々な問題が

浮かび上がる。公務を終えた後、王大妃に

相談する為朴内官と共に向かった。



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愛の檻に囚われて @komalove

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