第15話 争いの種
「王大妃媽媽に挨拶を」
「座りなさい」
王様に挨拶と報告をした後王大妃に
挨拶をすると決まっている。
「そなたが清に行っている間に
あの女の息子が世弟に
なるとは。あの女が大妃になった
ことも腹立たしいが」
王様の実母である張氏が王大妃になり
世弟の実母 崔氏が大妃になった。
先王の側室だった頃張氏は崔氏のことを嫌い
崔氏が取り仕切る行事や祝い事に一度も行く
ことはなかった。
それは王大妃になった今も変わらない。
「王様は世弟のことを大層信頼
しております。何としてでも
陥れなければ我々の立場が危うく
なりましょう」
「早めに手を打たねば。少論派にも
協力を仰ぐとしよう」
密豊君は王大堂を後にし、屋敷へ
戻った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます