第6話 メンヘライケメンは牽制したい
HR直前の教室は、賑やかで臭い。主に朝練習帰りの生徒だとか、朝弁を広げる食いしん坊のせいだ。ドアを開けてぶわりと広がった臭気に、内心顔を顰めた。
「悠太ァ、遅ェぞぉ。重役出勤かー?」
「お前ダル絡みやめろよ……はよ、悠太」
クラスメイトの呼びかけに応じながら、椅子を引く。席に着くなり、隣の席で寝こける同級Aを叩き起こした。
「痛!い、痛ー!!」
「おはよう」
「…………随分な挨拶じゃねぇか、絢瀬くんよぉ」
姿勢を治す同級A。頬杖を突く其奴を横目に、一限目の教材を机に広げた。
「お前最近来るの遅ぇよ。退屈で寝ちゃう」
「本屋敷くんと登校してるからねぇ」
「あー、なるほどね。本屋敷くんと」
伸びをして、欠伸をして。
「…………本屋敷くん?!」
目を剥き飛び起きた同級Aの、鼻頭を摘む。目がキラキラしている。猫とか見つけた子供が、確かあんな感じだった。ボコボコにしてぇな。ボコボコにしよう。
「お前、え、お前。まだ本屋敷くんと続いてたわけ?」
「そうだよぉ。聞きたい?」
「聞きたい聞きたい。何ヶ月目ー?」
「えー?何ヶ月だと思う?何ヶ月だと思う?」
「8ヶ月ゥ?」
「うふふ」
「勿体ぶるなよー!何ヶ月ぅ?」
「12、ヶ月〜〜〜」
「エ〜おめでとォ〜」
拍手しながら、額を突き合わせる。アハハウフフと暫く笑って、そのまま同級Aに頭突きした。
「なン………ッ、?」
掴んだ胸倉を離せば、仰け反ってそのまま倒れる。大転倒を見届けて、筆箱からシャーペンを取り出した。教室が俄にザワついたが、現場を見ている人間は居ないので良しとする。そのようなタイミングで決行したゆえ。
「ええ、何。急に、えぇ?頭突き?」
「ノロケ聞いてくれたから、マイナス1ポイント」
「は?何が溜まってて何が減点されたの今」
「ボコボコポイント」
「……もうシンプルに怖いよ…………」
椅子ごと一歩後ろに下がって、露骨に引かれる。微笑みかければ、何かに怯えるように肩を抱いて机に向き直った。キャアと湧いた女の子にもう一度微笑みかければ、ギャアと言う絶叫に変わる。
そういえば本屋敷くんと付き合い始めて、告白は減ったが。同級Aのように、もう、周りには破局した物と思われてたりするのだろうか。
「なんかぁ、ファンクラブできてるらしいよ」
「ファンクラブ」
先刻までガタガタ震えてた同級Aが、また頬杖を突きながら此方を見ていた。この図太さは割と好きだ。
「お前と本屋敷くんの。そう言うの、ある程度需要あるんだねぇ」
「…………なんで本屋敷くん?」
「しらね。なんか美形と美形が絡み合ってるのを見守るのが云々かんぬん……。アイドル推すような物じゃね。女の子の考える事はわからん」
「だからモテないんじゃない?」
「ハァ?お前ほどじゃ無いけど、俺もモテるんだぞ!バレンタインなんてなァ……!」
14コだ14コ!義理抜きで!なんて叫びを背に、シャーペンを回す。それは少し面白くない。本屋敷くんは楽しい子だけど、こう、アイドルみたいになってほしいとは思わない。
「…………お前、そのペン買い替えたら?」
話題に飽きたのだろう。俺のシャーペンを指差す同級Aに、「これは良いんだよ」と返す。
「使い慣れてるやつだし、もう売ってないやつだから」
「物持ち良い方だっけ?」
「別に?替えが効かないってだけ。……それよりお前、」
身を乗り出して、満面の笑みを浮かべる。両手で其奴の席に頬杖を突けば、駅中で吐瀉物でも見つけたような表情で仰反る。俺にそんな目を向けるの、多分後にも先にもお前だけだよ。ボコボコポイントは加点しておくとして、今はもっと大事な事がある。
「その話、もっと詳しく聞かせて?」
***
ぱん、と。気持ちの良い破裂音が響き渡る。遅れてジンジンと熱を持った頬に、自分が殴られたのだと理解する。
「最低」
それだけ吐き捨てて、女の子は踵を返す。離れていく女生徒の背を見送って、頬をなぞった。直前に向けられた彼女の視線を思い出す。公園の隅で裏返ったカナブンに、向けるような目だった。その目は割と直近で見た。その時は、後にも先にもなんて感想を抱いたが。
「…………俺ってクズなんかな」
「今気付いたんです?」
「うわ、神出鬼没ゥー」
茂みからヌッと出てきたのは、本屋敷くんだった。頭に葉っぱを乗せて、「よっこらせ」とか言いながら隣に腰掛けてくる。どこから聞いていたのだろうか。最初からだったら嫌だな。
「おはようございます」
「寝てたの?ここで?それで今起きたの?」
「ええ。猫ちゃんみたいでしょう」
「そうかなぁ」
「とても可愛いです」
「そっか……」
本屋敷くんが言うのならそうなのだろう。
頭の葉っぱを払い落としてあげれば、黒髪がサラサラと揺れる。確かに少し猫に似ているように思えてきた。
「で、何があったんです?」
「本屋敷くんは何してたの?」
「ん?」
「へ?」
被った声に、互いに顔を見合わせる。聞き取れなかった……事にしたいが、ばっちりと彼の問いは聴こえてしまっている。かくなる上は引き延ばしだが。
「では俺から答えましょう」
爪の先を眺めながら、本屋敷くんは言う。願ってもない事だ。できればこのまま煙に撒きたい。
「俺は君を待っていました」
「えっ、俺を?」
「ええ。君が女子生徒に呼び出されたと聞いて」
「あー……、」
「気が気じゃありませんよ。恋人が可憐な女性に呼び出されて。あわや捨てられるのではないか」
……あんまり来ないので、先に寝ちゃいましたけど。小声で呟いて、憐れっぽく背を丸める本屋敷くん。その声音は、やけに芝居がかった物だった。彼の言葉が本当なら、俺はバンザイして小躍りしただろうが。
「手帳、中身見えてるよ」
「えっ、やば。でもどうせ寝ちゃったから、都合の悪い事は書いてないはず、あっ」
「嘘だよ、見えてない。……でも酷いなぁ、面白半分で恋人がぶたれるとこ見に来るなんて」
「それはその、取材の一貫で──いやでも、ちょっと心配してたのは本当ですよ」
「本当かなぁ」
「本当本当。というか、えっ、君ぶたれたんですか!?」
寝てたのは本当くさいな。マジで猫ちゃんじゃん。
けど、自分からこの話を蒸し返したのは不味かった。感情的になりすぎたかもしれない。横目で本屋敷くんを見たら、無言で微笑んで先を促してくる。逃げられそうにない。
「……告白を断ったら殴られた」
「跡を濁さない系男子の絢瀬くんが?すごく恨み買ってるじゃないですか。君らしくもない。どんな酷いフり方したんです?」
「別に普通だよ。『君とは付き合えない』って」
「成る程。でもそれで人を殴るだなんて。余程自信があったんですかね。若しくは確信が」
「……確信」
「『自分がフられるはずがない』って。そう言う類の」
すう、と細められた目には、妙に透徹した光が宿っていて。純粋に質問していると言うよりは、知った上でそれを俺に言わせようとしている。どちらかと言えば、教師が、答えを分かった上で生徒を誘導するような口調だと思った。彼に中途半端な嘘を吐くのは、得策では無い気がした。
「そう言われたよ。『あれだけ思わせぶりな態度を取っておいて』『弄んだのね』『皆んな応援してくれたのに。どうしてくれるの』」
だから、事実だけを述べる。これは全て、実際に投げかけられた言葉だ。
「酷い逆恨みですね」
「本当に。確かに最近話す機会が多かったから。……あの子には、悪いことしちゃった。距離を測り間違えたかな」
「…………」
相貌を伏せ、親指同士を擦り合わせる。彼女に興味があったのは本当だ。面白いと思った。それって、人並みの好奇心でしかないと思う。でも少し浮かれて、距離を測り間違えたら、俺が悪い事になる。だから、そこら辺は気をつけて生きてきたつもりなんだけど。
………測り間違えた?
いや、違う。違うでしょ。俺が測り間違えたんじゃない、あっちが見誤ったんだ。俺の方に問題があるんだったら、それはおかしい。みんなが勘違いしてくれるってんなら、もっと。
……本屋敷くんだって、嫉妬の一つくらいしてくれるはずでしょ。
「…………本屋敷くん?」
ふと、彼が先刻から黙りこくってしまっている事に気付く。首を傾げれば、本屋敷くんはぼんやりと景色を眺めながら、「絢瀬くん」と声を上げる。相変わらず綺麗な横顔だ。ぴ、と親指と人差し指を立てて、虚空を指差した。
「丁度、あの時の事を思い出していました」
「あの時?」
尋ね返せば、無機質じみた相貌が此方へと向けられる。
「はい。最初のデート……映画館に行った時の事です。『スプラッタの後だから、肉料理じゃなくてパスタを予約した』と」
「ああ……」
言った。確かに言ったが、それがどうしたのだろう。首を傾げれば、息を吸って、たっぷりと間を置いて。やっと本屋敷くんは唇を開いた。
「想像力の欠如」
「なに?」
「往々にして、『加害側』に回った───誰かを傷つけたり、一線を簡単に超えてしまう人間については、それで8割型説明が付く物だと思っていました」
「殺人鬼とか犯罪者がってこと?」
「それもですが。法の範囲内で起こる、些細な諍いや軋轢も大方です」
そこまできて、なんだか臓腑が冷えるような心地に襲われた。何が起こるかわからない。先が見えず、何に続いているのかも分からない紐の端を、握らされているような。そんな不安感。
「君が振られるのもまた、それが原因だと思っていました」
「俺の想像力が欠けてるって?」
「お互いにです。君は、凄惨な映画を見せられた相手が、どんな感情を抱くのかを想像できない。相手は相手で、君の意図や狼狽、内面を想像できない」
「…………」
「端的に言って仕舞えば俺は、君のことを天性の無神経さん。……ノンデリ男だと思っていました」
かなりショックな言葉だ。けど、うん。彼が終始過去形でしゃべっている事を鑑みると、多少の印象の変化はあったのだろう。
「けれど君は、想像力が欠けている訳では無い」
「俺の事なんだと思ってたのさ」
「ええ、本当に見当違いな誤解でした。君は寧ろ、かなり正確に、相手のリアクションを想定できる人間なのに」
「……褒められるのは嬉しいけど、買い被りすぎだよ」
「だからこそ君は、あれだけ完璧に、後腐れなく人と縁を切れる」
俺の言葉に被せるように、言い切る。腹の底まで見透かす眼光が、怖くて仕方なかった。
「どうすれば人に恨まれないか。逆に、どう振る舞えば『相手が自分を捨ててくれるか』。それらを知り尽くしている君だからこそ、できる芸当だ」
「………………」
視界が歪む。息が苦しい。自分自身の臭くて汚い部分を、鼻先にでも突きつけられたような心地だ。足元から這い上がってくる恐怖心は、その悪徳と対面する事自体ではなく、彼が、次にどんな目で俺を見るのかと言う物に他ならない。
「けれど君は。相手の反応を誰よりも理解しながら、それを決行する。アフターフォロー前提で動いているようにも見えます。事態を回避する方針で動くのではなく。……相手が傷付くと理解していながら、それを止めない」
「つまり本屋敷くんはこう言いたいの」
限界だった。耐えられなくなって、言葉を遮ってその先を継ぐ。本屋敷くんは言葉を選んでくれているみたいだけど。俺からしたら、それは耐え難い苦痛でしかない。先刻からずっと、断頭台の前にでも立たされているような心地なのだ。
「……『俺は故意に、彼女を傷付けた』」
「…………」
「『誤解させると理解して、その距離感で彼女に近付いて、あえて好意を匂わせた』」
返事は無い。けれど、訂正が無いということは、大方言いたい事は合っているのだろう。思えば彼は俺を、初対面で『怒らせた女性の反応を見て楽しんでいる異常者(要約)』と評したのだった。的外れではあったけれど、根本の後ろ暗い部分は最初から見抜かれていたのだろう。
潮時か。
「──────そうだよ」
思いの外、穏やかな声が出た。本屋敷くんの目元が、強張るみたいにピクと揺れる。
彼の言う通りだ。
俺はわざと彼女に近づいたし、結果として故意に彼女を傷付けた。もっと言うなら、それを『悪い』とも思っていない。
「俺は君の言う通りの最低野郎だ。それで?」
微笑んで、首を傾げる。バレた物は仕方ない。記憶は弄れないんだから。それより、
「……本屋敷くんは、それを知ってどうするの」
それより大事なのは、これからの話だ。
「答え合わせしたかっただけ?」
「…………」
「それとも────、」
「────別に」
震える指先を、後ろ手に擦り合わせる。本当は今すぐにでも、飛びかかって口を塞ぎたいくらいだ。けれど実際は、赤い唇が蠢くのを、ただただ見守ることしかできなかった。
「別に俺は、君が何故そんなことをしたのか知りたいだけです」
「でもきっと、失望するよ」
「それでも、俺と君の関係に変化はありませんよ」
「…………」
「あくまで一貫して、取材のための関係です」
朴訥と言い切る本屋敷くん。「……見捨てない?」と尋ねれば、「二言はありません」と深く頷く。それを信じられなくて、なぜか、信じるのが怖くて。けれど一方で、嘘でもそう言ってもらえて良かったと思った。
そうでなければ──「別れよう」だなんて言われてしまった日には、自分が何をしでかすか、自分でも想像がつかない。
「その……、えっと。ファンクラブって知ってる?」
ほとんど口を突くような形で出てきた言葉に、本屋敷くんは目を見開く。
「ええ」
目を見開いたまま、口元を笑みの形に歪める。知ってたのか。少し意外だけど、それなら話は早い。
「彼女、本屋敷くんの事大好きだったから」
「はい」
「……………………取られちゃうんじゃないかって」
「はい。……え?」
目を剥いて、少しだけ仰反る本屋敷くん。初めて見る表情が嬉しい。もっと近くで見たくて、間近で顔を覗き込む。彼の目に映り込んだのは自分自身の筈なのに、全く知らない男を見ているみたいだった。自分がこんな、恍惚とした───薄気味悪い笑い方ができるだなんて、知らなかった。
「『俺たちを見守るだけのファンクラブ』なんて名目だけど、実態はお互いに牽制し合ってるだけだ。笑えるよね。チャンスさえ有れば、盟約なんて無視して、ああして簡単に飛び付いてくるんだから」
「あ、綾瀬くん……?」
「だから、きっと君にも誰かが手を伸ばす。そしたら君も、告白とかされちゃって、女の子の方が良いって。そう思うんじゃないかって」
「いやいや、」
「だから、俺のほう向いて貰ったの。本屋敷くんに手出されないように」
俺に靡いてくれるような子で良かった。靡いてくれなかったら、また考えることとやる事が増えるところだった。いやでも、その程度の覚悟で手を伸ばされたのも中々癪だけど。
そんなに安っぽい男に見えるかな?俺の恋人。
「………怒っていますか?」
「え?」
意識を引き戻す。気付けば本屋敷くんの頬に両手を添えていて。
「怒ってる?……俺が?」
「ええ」
「そう見える?」
「ええ」
どうなんだろう、俺は怒ってるのかな。実感はないけど。でも本屋敷くんが言うなら、そうなのかもしれない。いや、なんで俺が怒るんだろう。
「怒るとしたら、本屋敷くんの方でしょ?」
「え?」
「君にバレないようにしなきゃなのに、バレちゃった」
「君の倫理観がアレなのだけがわかりました」
「怒った?」
頬を包んだまま聞けば、本屋敷くんの目元が少しだけ痙攣する。パッと見じゃよく分からない機微だけど、今ならわかる。俺にだけわかる。それは、困っているときの表情だ。
困らせちゃったなぁ。いやでも、俺のせいで困る本屋敷くんはなんか素敵。
「ねぇ、怒った?」
「怒ってないです……」
「本当?じゃあ俺のこと嫌いになった?」
「いえ。というか、近…………」
逃げるみたいに仰反るけど、なんか今の俺、逃げられそうになること自体が地雷みたいな所ある。逃がさないように手に力を込めたら、「頭取れる頭取れる!」と抗議を受けた。
「ほら、逃げようとするじゃん」
「それは君が詰め寄ってくるから……だめだ目が据わってる……」
「やっぱり俺のこと嫌いになったんだ。でも駄目だよ。関係が変わらないって言ったのは、本屋敷くんなんだから」
「あのねぇ。お話を聞きなさい、先ずは。俺は怒ってもないし、きみを嫌いになったりもしない」
「…………」
「君を殴った彼女は、極論他人でしかないですからね。他人のために怒れるほど、俺はできた人間じゃない」
ひたと。今度は、本屋敷くんが俺の頬を包み込む。相貌を擡げた拍子に、彼の節目がちの瞳に、きらきら星が散った。貫くような眩しさだ。思わず目を細める。
「けれど、不満が一つあります」
「…………不満」
「ええ。君から見て俺は、そんなに狭量な男に見えましたか?」
「きょーりょー」
「君の我儘一つ受け入れられない、心の狭い男に見えましたかと。そう聞いています」
「……!」
陶器で頭を殴られたような衝撃だった。そんなわけない。ほぼ反射的に首を振れば、本屋敷くんは唇の端で笑った。
「分かっているなら良いです。不安になったのなら、『あの女に関わらないで』と。一言そう言ってくれれば良いんです」
「それはちょっと……」
「何故?俺の君への感情は変わりませんし、回りくどい事するのも時間の無駄ですし」
心底不思議そうな声だ。心の底から、そう思っている事が分かる。何というか、『どうでも良い』と言ったのなら、それは本当に彼にとってどうでも良いののだろうと思った。無頓着というか、極端というか。
でも俺は知ってる。本屋敷くんは無頓着なようで凄く鋭いし、馬鹿正直なようで嘘吐きだ。
「…………捨てないでね」
「君こそ。途中で居なくなったりしないでくださいね」
結論は同じだけど。俺と彼の気持ちには、天と地ほどの落差がある。それで良い。取り敢えず今は。
そう、利害が一致している限り、本屋敷くんが俺を捨てる事は無いのだから。
作品が、完成するまでは。
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