昨日助けた銀縁眼鏡が恩返しする、という素っ頓狂な話なのに、読んでいるうちに実際にありえそうな感覚に陥った不思議な話でした。短い話なのに、ネームドの登場人物3人(?)とも好きになれる、心温まるストーリーをぜひ。
「昨日助けていただいた銀縁眼鏡です」ええ、そうでしょうそうでしょう。もちろん、私も目が点になりましたとも。しかし、考えてみてほしいのです。この銀縁眼鏡くんの律儀さを。恩返しをするために、元々…続きを読む
「昨日助けていただいた銀縁眼鏡です」……という、かっとんだ台詞から始まる本作。そこから、人の世の常識に疎い人間化銀縁眼鏡さんと、主人公小此木くんとの奇妙な日常が始まる……のですが。最初は銀縁…続きを読む
どうしても恩返しがしたい銀縁眼鏡と、ちょっと冷めた男子の押し問答が楽しい、現代版御伽噺?短編らしく、今後の展開を妄想させる終わりかたも良かったです。何気ない行動が、何かを大きく変えるきっかけにな…続きを読む
強烈な一言で始まるこの物語は、ただの『恩返し』では終わりません。銀縁眼鏡くんの頑張りに心打たれときにクスッと笑い最後にはじんわり心が温まります。【人を形作るのはその人の行為】あなたは…続きを読む
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