14話
それから2ヶ月半後の夜・・・・・・
異世界生活 142日目
今日も今日とて狩りをした。エーミールさんはなにか忙しいようで、昨日言ったように今日は来なかった。まあ、明日も来ないらしいし、国に帰ってみようかな?
収入・支出 なし
残金 1ラフテ6フラ40ラテ
朝・・・・・・
ren「さあ、行きましょうか。国王の御前にね。」
僕は国に行き、城下町に入った瞬間、兵士に城に連れて行かれた
〜神聖国 国王御前〜
mk「今頃来たのですか。」
う〜ん。呆れ顔で言われてもなぁ・・・・・・
ren「・・・・・・どこかの誰かさんが、僕に向かって暗殺者を放ってきたので。死にかねないと思って、魔の森にいました。」
mk「前も思いましたが、死にたがり屋ですか、貴方は!?」
ren「そんな事はありませんよ。もし僕が死んだとして、それは自然の摂理で、そういう運命だったのです。それ以上でもそれ以下でもなかっただけですので。」
mk「難しいことを言いますね。」
お喋りはここまでにして、本題に入らないと。
ren「それで、何のようでしょうか。」
mk「四大巫女様方とともに我々国に行ってもらえないでしょうか、人質として。」
ren「はい?今何とおっしゃいました?」
mk「我々国に人質として行ってもらいたいのです。巫女様方と。」
ren「貴方があの子達を手放すとは思えませんが。」
mk「和平を結ぶに当たって、巫女をこちらに寄越せと言われたのです。」
ren「ああ・・・それで、護衛として僕もと?」
mk「はい。」
あの人達がホイホイ和平を結ぶわけがない。この人が巫女を差し出しますから・・・とか言って、無理にでも和平を結んだんだろう。
ren「まあ、いいですよ。」
mk「本当ですか!ありがとうございます。今日はここに泊まり、明日の朝、禊を行ってほしい。その後はメイド服を渡すから、それに着替えて準備が出来しだい、我々国に出発する!では、これで謁見を終わる!下がり給え。」
〜城 客間〜
異世界生活 143日目
久々にミカエル・アブソル王に会った。一番最初は全くもって思わなかったが、王様ってのは強ち間違ってないと思った。一応はそういう雰囲気がある・・・ように見えるな、今は。てか、なぜ故僕に護衛なんか任せたんだよ。僕じゃなくてもいいだろうに。まあ、一応会ったことあるからいいものを・・・・・・頑張ろ。
収入・支出 なし
残金 1ラフテ6フラ40ラテ
朝・・・・・・
禊終わって、メイド服来て、マジックバックに着てたもの入れて、メイド服はスカートが短すぎるので、スカートは長くして、巫女さんとこに行く。短いと暗器隠しにくいしね。
ren「面倒くさいが、頑張りますかねぇ・・・・・・」
〜巫女用談話室〜
扉の前に人がいた。そういえばもう1人いたんだっけか。さっき言われたのに忘れてた。護衛対象と会ったことがあるから名前ぐらいは変えとかないと。
コンコン。
談話室の扉をノックする。
kk「どうぞぉ〜(護衛かぁ〜イケメンがいいなっ!)」
ren「失礼します。皆様の護衛を仰せつかりました、ラタナリアと申します。」
騎士「巫女様の護衛をします、ミューザと申します!」次からmzと表記
kk「お願いしま〜すっ!(ミューザさん、イケメン!もう1人のメイドはいらないなぁ・・・)」
sa「よろしくお願いします。」
so「よろしく!」
si「お願いします。」
顔合わせも終わったところで、我々国に向かって行く。
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