tn side 6話
〜高級宿〜
ren「・・・・・・僕、場違いじゃありません?」
tn「そんな事ないで。後、これはヒスイさんのもんや。俺らは何もしてないけぇ受け取って欲しいんやけど。」
ren「え?え?なんのお金ですか?というか多くないですか!?」
tn「多いやろうな。あれの買取価格から解体費引いて、2ラフテ、7フラ、85ラテあるんやから。」
ren「トントンさんたちはお金あるんですか!?」
tn「あるで。うちのパーティーは一国の重役が集まっとるんや。ないわけないやろう。」
ま、魔族の国のやけどな。
ren「え・・・じゃあ何で冒険者始めたんですか?」
tn「色んな場所に行くためやな。」
主に裏切り者を殺すためと、グルッペンとオスマンがスイーツを食べるためやな。
ren「さいですか。深く突っ込まないでおきますね・・・」
受付嬢「いらっしゃいませ。何名様でしょうか。」
tn「え〜っと、6名で、女性がいるので2部屋で。」
受付嬢「承知いたしました。1フラ、20ラテとなります。」
tn「ヒスイさんは払わんでええよ。俺らが誘ったんやし。」
受付嬢「女性の方は203号室を、男性の方は隣の205号室をお使いください。こちらが鍵となります。」
隣!?誰も何もせんやろうか・・・・・・
tn「ありがとうございます。はい、ヒスイさん。絶対に開けたらいかんよ。」
ren「わかりました!後、僕のことはヒスイで良いですよ。さん付けもちゃん付けもいりません。」
tn「わかったで、ヒスイ。」
そん時俺の顔は緩んどったやろうな。
〜205号室〜
部屋に入り、人化を解く。
tn「疲れたなあ〜」
os「ヒスイちゃん、俺らが魔族って気付いてないやろうなぁ。」
rbr「いや、何となく疑ってるところはあるみたいや。」
tn「はぐらかした時、腑に落ちないって顔しとったしな。」
sho「人化してても魔族独特の魔力を感じれるほどですから結構な戦力になるはずですよね?なんで城から出たんだですかね?」
tn「それは本人にしかわからんやろ。」
gr「僕は冒険者になりたいので。操作の巫女にそう言っていたゾ。」
tn「うおっ!グルさん!?て、そんな理由でヒスイは城から出たのか!?」
グルッペンが宿の窓にいた。
kn「グルッペン!何しに来たんや!?」
sho「うるさいです、コネシマさん!」
gr「ここに来た理由は観光者が増えたから帰ってきてほしいんだゾ。」
tn「分かりましたよ。全く、うちの総統様は・・・」
gr「城で待ってるゾ!総統命令だゾ!」
tn/os/rbr/kn/sho「「「「「ハイル・グルッペン!」」」」」
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