5話

tn「ヒスイさん、自己紹介終わったんやったらあれ倒した方法教えてください。書かなきゃいけないんで。」

トントンさんのとこに行き、パワフルボアを倒した方法を言う。

ren「分かりました!えっとですね・・・死にたくなかったので、持ってた杖を大鎌に変化させて狩りました。まあまあ怖かったのでそれを紛らわすために歌いはしましたけど。」

tn「今、できます?」

ren「え?えぇ。できますよ?獲物ぐらいあったら。」

そりゃあ駆け出しでも冒険者ですから。

os「獲物はこっちに来てるめぅ。」

hr「血の匂いにつられてウィンドウルフがやってきたよ。」

tn「一番忠誠心がないやつやん!!コネシマどうにかならんのか!?」

kn「なるわけないやろ!あいつ俺の言うこと聞かんのや!」

ren「あれ殺ればいいんですか?」

tn「まあそんあとこや!できるん!?」

ren「できるかどうかじゃない。やるんですよ。皆さんに下がってもらっても?多分切る可能性があるので。」

tn「おお、わかった。おい、みんな下がれ!」

みんながあの狼・・・ウィンドウルフだっけ?それから離れた。

ren「あんたらのせいで皆さん困ってるんですよね。死んでください。〜♪私の行く手を阻むもの 屍になる覚悟は良い? 貴方を殺してあげる」

ブンッ!ザクシュッ!ビシャっ!

歌いながら踊るように大鎌を振り、首をはねていく。血が吹き出し、衣服を汚していく。

ren「貴方の名前はなに? まあそんな事聞いてないわ どうせ聞いても言えやしない」

大鎌によって切られていく僕の前に出てきた狼たち。

wu「ギャンッ!」

ren「声を上げるな 静かになさいな ただ私の後ろで」

声を上げさせないよう首を一刀両断している。後1匹。

ren「私は死神 貴方の命奪うもの 誰も邪魔はできないわ 貴方の命刈り取るまで〜♪」

ザンッ!ブシャー・・・・・・

ren「終わりましたよ、皆さん。」

tn「また派手に血を浴びたんやな。」

os「女の子がそんなことしちゃダメ。また血を流してきて。」

ren「えーっと・・・えいっ!」

僕は血を魔法で消し、Tシャツと短パンを新しいのに着替えた。

kn「お前強いやん!いつか俺と模擬戦しようや!」

sho「僕もやりたいです!」

kn「あ”ぁ”?俺が先にやるんだよ!」

sho「いいえ!僕が先にやるんです!」

hr「ヒスイちゃん、ゾムといい勝負じゃない?」

『模擬戦はいいですけど、大鎌じゃあ、やりませんよ?双剣かアサシンナイフですよ。あと絶対に歌いませんからね。で、ひとらんさん。ゾムさんとは?』

hr「ゾムは君と同じでアサシンナイフを使う俺らのパーティーメンツだよ。」

『え・・・パーティー人数何人ですか!?』

tn「12人だよ。グルッペンをリーダーとするパーティーだ。」

『グルッペン?え?ん?』

グルッペンって魔王じゃなかった?同姓同名者か?

tn「グルッペンは魔王じゃないで。」

『なら、いいんですが・・・』

なんかはぐらかされたような・・・まあ、いつかわかるか。

os「もう少しで日が暮れるめぅ。早く帰ろ。」

そういいながらオスマンさんはパワフルボアとウィンドウルフ、合わせて20匹をマジックバックに入れた。

tn「ヒスイさんも行くやろ?ギルド。」

『はい!お金ないので。スライムゼリー買い取って貰います。』

tn「スライムゼリー!?まじで駆け出しだったんやな。戦闘強すぎるから疑っとったわ。」

『なんか辛辣です。まさか疑われていたとは・・・・・・』

〜冒険者ギルド〜

ar「おかえりなさいませ。どういったご用事でしょう。」

『スライムゼリー買い取ってください!』

tn「パワフルボア10体、ウィンドウルフ9体とグレートウルフ1体を買い取りをお願いしたい。」

ar「承知いたしました。皆様、裏の解体場へ。」

〜解体場〜

ar「こちらにお願いします。ヒスイ様はこちらに。」

トントンさんたちは机の方に倒したやつを出している。私も出さなきゃ。

『どうぞ!』

ぷるんっ!

50個あるスライムゼリーを出す。

ar「ヒスイ様・・・これはどれだけあります?」

『多分50。』

ar「承知いたしました。買い取り代の50ラテです。」

『ありがとうございます!』

tn「ちょっとヒスイさん。こっちに来てくれんやろうか。」

『了解です!』

トントンさんに呼ばれたのでそこに行ってみると・・・

??「あんたがこのパワフルボアとウィンドウルフとグレートウルフ殺ったんか。」

『はい!そうです!』

イカツイお兄系の人がいた。解体士さんではなさそうだが・・・

gm「俺はギルマスのガラムだ。あんたは?」次からgmと表記

『ヒスイです!はじめまして!今日の朝に登録したばっかの駆け出し冒険者です!』

gr「ヒスイか!ん?駆け出し?本当か、アリア?」

ar「はい。今日登録したばかりの方ですよ。」

また疑われた!なんで!?殺ったらやばい奴らなのこいつら!?にしては弱くね!?

gm「そいつがこれ全部殺ったんだと。」

ar「できるでしょうね。ヒスイ様なら。周りから少し殺意を向けられていたのに平然としていましたから。」

『あ、やっぱり?多分僕のことどっかの坊ちゃんだと思ってたんだろね。まあでも生温かったかな。』

gm「おいおい、規格外だな。よし、ヒスイ。お前をFからCに格上げする。」

飛び級!?なぜだ〜!!僕は目立ちたくないのに!!

『なぜですか?』

gm「そんなんでFな方がおかしいんだよ。アリア、ヒスイの登録情報のランクのところを書き換えておいてくれ。」

わからん!そもそも僕はこの世界の人間じゃないんだよ!

ar「承知しました、ギルドマスター。」

gm「留まらせて悪かったな。宿に帰れ。」

tn「それではガラムさん。またいつか。」

『じゃーねー!』

〜城下町〜

『あ、宿どうしよう。決めてない。』

tn「今日は俺らのとこ泊まるか?」

『え?』引きっ

kn「何もしねぇよ!」

『ならいいけど・・・宿ないし。』

tn「じゃ、行こうや。」

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