【再改訂】市立美音原中学校 全校生徒で吹奏楽部!

作者 小桃 もこ

55

19人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

一見するとタイトル通りの王道作品かな? と思うんですが、読み始めてしばらくすると、いい意味で予想を大きく裏切られました。

まず、主人公のキャラクターと小道具が素晴らしい!
「くぅ、やられた!」と創作する者として思う部分ありです。こんな主人公を思いつけるなんて、いいなあ。
でも決して出オチに終わらないというか、主人公の魅力だけのお話ではないのです。
吹奏楽指導の台詞には臨場感と的確さがあるように思われ、でも、押しつけがましさはなく、ほんわか、しかも時に胸キュンありと、これでもかと楽しいお話の要素がてんこ盛りです。
オリジナリティのある方言を使った台詞がいいし、ときにハッとするような描写まで。
作者様の非凡な才能を感じさせる作品です。

既に完結済み、カクヨムコン終盤のヨムにいかがでしょうか。お薦めです!

★★★ Excellent!!!

諦めない。まだ、終わりではない。
そんな熱い物語に何度も涙しました。

青春物の邦画を1本見ているような、とても熱い物語です。

学校合併の話によって、美音原中学校の名前が消えてしまうかも知れない。
どうにか名前を残すために全校生徒で吹奏楽をして、コンクールでの良い結果を目指して奮闘する。熱く濃く流れていく青春の日々。

先生視点で描かれる物語。
先生自身の秘密も徐々に見えてきて、それでも生徒達は慕って、頑張って目標に向かい練習する、熱い日々です。

限られた学生生活、今しかない日々。
今でなければ出来ないこと。
先生がいなければ出来ないこと。
先生がいたからこそ出来たこと。

先生が、みんなが頑張ったから、キラキラに輝く思い出になる。
それがあるから、今があるんです。

思い出してみませんか?
熱い青春の日々。

青春はいつまでも終わらない。
そういう気持ちにさせてくれる小説です。

オススメです。

★★★ Excellent!!!

念願だった吹奏楽部のある中学校に赴任することになった響木亘。ようやく部活顧問の夢が叶うと思っていた赴任初日、先日廃部したことを知らされる。そんな中、聞かされた中学校合併の話と、美音原中学校の名前を残したい生徒たちの強い想い。
響木は、再び吹奏楽部を立ち上げることに決める。目標は、吹奏楽コンクールに全校生徒で出場し、全国大会金賞をとること。それを実現させるためにはクリアしなければならない問題は山積みで──。

目標に向かい、決して平坦では無い道を手を取り合って歩み、そして成長していく姿に胸が熱くなります。実際私は何度か泣いてしまいました。
響木先生にはある秘密があるのですが、それもまた彼の魅力のひとつとなっていて、物語をさらに面白くさせています。
熱くて美しい青春がここにあります。

★★★ Excellent!!!

部活もの、という題材はよくあるけれど。
これから吹奏楽部を立ち上げていく、しかも全校生徒でというポイントに惹かれました。

すんなりと読める文章が良く、一歩ずつ歩くようにテンポの良いストーリーが楽しかったです。
全校生徒という点が本作の大きな特徴だと思いました。
一見すると突拍子もない設定ですが、合併の噂が生徒をやる気にさせる。その姿はまさしく青春そのもの。

部活はみんなでやるもの。そんな気合を感じさせる本作、読んでみてほしいです。

★★★ Excellent!!!

二十七歳の響木亘は、全校生徒四十二名の美音原中学校に赴任した。けれど、天原中学校と合併するかもしれないという噂が。

生徒たちから「美音原」の名前を残したいと言われた響木は、全校生徒で吹奏楽コンクールに出て日本一をとる、という突拍子のない案を思い付く。

一人でなんでもしようとする響木に対し、生徒たちが自ら協力的に行動し、支えていく姿に胸がアツくなります。また、響木の秘密が明らかになる第二部。ここから物語がグッと盛り上がっていきます。第三部ではみんな大好き合宿が描かれていて楽しいです。

青春もの、部活ものが好きなかたに全力でおすすめします!とっても面白いんですよっ!読みやすい文章の中に、方言がアクセントとして加わっているのも魅力的です。ぜひぜひ読んでみてください!