第2話これからあなたがすべきこと

地球の底には地底世界が存在していた!!!

馬鹿らしくなってくる。この光景をスマホで撮影して動画をSNSにでもあげれば人生が上がれそうな気がするがそれ以前に帰れるかどうか不安だ。まだやりたいゲームが残ってんだ。死ぬ訳にはいかねえ。

『何かを決心してるところ悪いんですけど、あなたに助けて欲しいんです。先程の神社を見ていただけたでしょう。あれは私を祀っていた神社なのです。』

衝撃だ。少し可愛いなと思っていたこの子が神様だなんて。

『更にあの神社が私の体みたいなものなんです。』

きっったな最悪だ不潔だ。ちゃんと毎日風呂に入るくらいは頑張れよ神様だろ。

『ふっ。あなた私を舐めてるでしょう。私は神様だから、お前如き矮小の存在の心を覗くなど容易い行為なんですよ。次からは気をつけてください。神様ビームが出ますよ。』

だっっ、、、。危ない心を読まれているのをわかった上で思考が止まりきれなかった。

それで助けて欲しいことはなんなんだ?

『物分りがいい系の野良男子高校生ですねあなたは。それでですね私の神社の知名度をあげて欲しいのですよ。』

まさか、ミーム汚染の手伝いをさせられるとは。まだ自分は犯罪に手を染めたくないので今回の話はなかったということで。貴方様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。

『あのですね、さっきは色々言って悪かったと思っています。しかしもうあなたしか頼れないんです。どうかお願いします。助けてくれませんか?』

正直少しだけ可愛いなと思った。どうせなら非日常を楽しむのも悪くないのかもしれないし。

いいですよ。手伝います。ミーム汚染でも、洗脳でも頑張りますよ。

『あのですね、、、まぁいいです。言質取りました。それでは私と共にに異世界に来てください。あなたなら願ってもないことでしょ。これで私のおねがいとチャラですよ。あっちではトントンで行きましょう。』

すみません。さっきの十円玉があるので、私の方が上です。とか言う戯言ほざきそうになったが、異世界に行くだと、、、。想像してたがほんとに来るとは。あんまいいことした覚えがないが、こんな感じで自分の運を使うとは、いい使い方をしたもんだ。使われた運たちの笑顔がありありと思い浮かぶ。

『その笑顔は了承ですね!それでは行きましょう。異世界チートは現地調達です!頑張れ!』

現地調達のチート?

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あぁ、助けて女神さま!! @nishiki3gou

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