第二十三話 ヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたい
「じゃあ、真奈ちゃん体調は大丈夫?」と浜辺さんは自室のベッドで横になっている真奈に話しかける。
「うん、大丈夫だよ」
「よかったわ」
現在は真奈にお見舞いをしに三人で真奈の家へとやってきたところである。
どうやら夢芽の靴はなかったことから家にはいないらしい。
──はあ、これでは4Pかよ。
「おい、黒宮」と膝で俺の腹部を叩く斎藤。
「なんだ」
「お前も白石さんに話しかけろよな」
「ああ、わかったよ」
こいつと話すことなんてないのに、困ったなあ。
適当に、大丈夫か、でいいよな。
二人が楽しそうに話しているところに俺は割り込み。
「大丈夫か、真奈?」と真奈に声をかける。
──はあ、夢芽が帰ってきて5Pがしたいなあ。
だから、変なことを考えるな俺。
さすがに気持ち悪いを超えるぞ。
「う、うん……大丈夫だよ」と少し震えた声で返事を返す真奈。
昨日のことで大丈夫、俺に警戒心を抱いているらしい。
「そっか、それならよかった。じゃあ、俺は帰るわ」とドアノブに手をやる。
──こんなところに至って夢芽がいないし、4Pとかつまらねえや。
──だったら真奈と斎藤は抜きで浜辺さんと二人でヤりたいなあ。
だから、やめろ俺。
「おい、何してるんだよ?」
「ん、帰るんだ。もう用事はねえからさ」
──はあ、少し期待をしてしまっていた。
──下半身が期待してしまっていたのに残念だなあ。
──しかたない、明日まで貯めて発散するとするか。
──夢芽……いや、浜辺さんとシてみたいなあ。
親友の彼女に手を出すとか……だめだ。
それだけは本当に──。
──いいじゃん。
──別に、真奈だって同じようなことしてるし。
──だったら、別にバレなければヤればいいよ。
そうだ、ヤりたい時にヤればいいんだ。
実際、斎藤も前にそんな感じのことを言っていた気がするし。
「いや……なんでもない」
「そ、そうか……」
「ああ、少しトイレに行ってくるとするよ。あ、そうだ、浜辺さん?」
「ん? どうしたの?」
ああ、浜辺さんと早くヤりたい。
ヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたいヤりたい。
ヤりたい、で頭が潰れてしまいそうだ。
いや、元から潰れてたっけな。
ははは。
「実はここの家のトイレにまだ行ったことがなくてわからないんだ、だから教えてもらってもいいかな?」
「ええ、わかったわ」
「じゃあ、ちょっとトイレに行ってくるね」
浜辺さんのはキツイのかな?
浜辺さんのは気持ちいいのかな?
浜辺さんのはどんな感じなんだろうか。
考えるだけで涎が出てしまいそうになる。
──ああ、早く。
お
か
し
た
い
で
す
。
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おかげ様で二十万PVを超えました、ありがとうございます。
♡や⭐︎をお願いします。
しばらく主人公が気持ち悪いしもっと壊れていきますのでご了承ください。
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