第3話え?今まで何食ってたの

「起きてもう昼よ?」


朝方まで掃除をしたせいでねたのも朝


そして現在多分昼


「飯でも食うかあ」


「飯?いらないわよ?私魔力があれば栄養いらないし」


「俺を竜と一緒にするな、人間は飯が必要なのおおお」


「なんか食材ある?的というにつくって食べるわ」


「え?」


「え?」


まさかこいつ料理したことないなああああ


なんかキッチンにおいてあるものはほぼ新品そうだし、調味料も使った形跡ねええし

ガチかよこの子


「もしかしてライって料理作れるの?」


「え?まあ一応?」


「じゃあ食材ね?なにがいる肉?魚?それとも卵」


なんだこいついきなり料理作れるって言ったら顔色変えやっがって


「とりあえず卵でいいや。どこにあるの?」


「え?なにいってんの?取り入ってくるんだよ?」


うん、分かってた、もう突っ込まないからいっておいで


「じゃあ待ってるね」


すごいな飯いらないとかいってたはずなのにすぐ食材取り入ったぞ?


とりあえず油と卵焼き器を準備して待機


10分もしないうちにリイは帰ってきた



「はやく!はやく!料理!料理!まだできんのか?」


「ちょっと落ち着こうか。まだ卵といてる段階だよ?」


「何を作るの?」


聞いちゃいねえ


「卵焼きだよ」


「おおおおお」


作り方に特にこだわりもなく普通の卵焼きの作り方だ


「よいしょっと」


おっうまくできた


「ほらできたぞ?そこに座ってろ今分けるから」


「分かったわ」


いや素直に座るんかい


「はい、どーぞ」


我ながら完璧に近い形の卵焼きだ


「ん?食べないの?早くすわってよ」


「ああ、ごめん一緒に食べようか」


「いただきます」


作りたてなので温かいてか暑い


でも美味しいい


おれの目の前ではただの卵焼きを高級ホテルのご飯のように食べるリイが可愛すぎた



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界で死にかけた所を助けてもらったんですがちょっと過保護すぎるドラゴンさん ラス @LAS4

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ