応援コメント

5話 観覧車デート」への応援コメント

  • 企画への参加ありがとうございます。
    「名前で呼ぶ」または「名前を呼ぶ」
    それだけの事で物語になる、物語にしようとするのは、そこに特別な想いがあって、特有の緊張感が胸を締め付けるからでしょう。
    いわば、誰もが知る胸の高鳴りがそこには付いてくるわけです。大小の差はあれど。
    よ聞く言葉で言えば「あるある」ですね。小説で扱うには気を付けないと「ありきたり」に変身してしまいます。
    どうでしょうか? 雪うさぎさんにしか書けない物語が書けていましたでしょうか?
    読み終わって一番心に残ったのは「サッカーボールが頭に当たって意識を失ったら、救急車を呼ぶだろうに」ということでした。
    これって、絶対に作者は狙っていない感想ですよね。でも、そう思ってしまいました。
    彼の独白というか、吐露というか、恋人であることへの自信のなさを耳にしてしまうシチュエーションが、強引だったということだと思います。
    なぜ色羽は名前を呼ぶのが苦手なのか、といことも、理由がわかるワンシーンが欲しかったです。恥ずかしい、だけではない、あだ名を好む色羽特有の理由が。それだけでも、物語に深みが出たと思います。

    企画説明には私の歴史ファンタジー長編を読んで下さいとリンクを貼っていましたが、雪うさぎさんの「名前を呼んで」よりも短い、やはり「名前を呼ぶこと」を主題にした短編ラブストーリーがあります。
    こちらをぜひ読んでみてください。感想も頂けると嬉しいです。

    https://kakuyomu.jp/works/16817139555892978276