クラス対抗戦⑧(VS招かれざる客)
この話で無理矢理にでもクラス対抗戦を終わらせたい。
閑話を書きたい。
風竜を倒したあとモブモンスターなんかに手間取るわけなく無難に最下層である200階層にたどり着いた。
200階層では暗黒竜が待ち受けているはずだったのだが…普通に歓迎されています。
暗黒竜曰く「人間の身でここまで来れたんだから偉業ではないか。
さあダンジョンコアへいらっしゃい。」
と言われてそのままダンジョンコアがある部屋に歩いて移動している途中にそれは現れた。
システム音:春山和樹と暗黒竜が会合したことを確認。
【英雄プログラム】に基づき虹流を召喚させます。
和樹「なんか異質な魔力があっちの方から流れてる気がするんだが気のせいか
暗黒竜。」
イレギュラー
暗黒竜「いや気のせいではない。間違えなく招かれざる客だのう。
我々で向かい撃つほかあるまいて。
魔力的にあいつは虹竜のはず。
相性が悪いからお前メインで戦ってもらうぞ。」
和樹「わかったぜ。確かにあいつはお前と相性が悪いはずだぜ。
俺にとっては相性が最高にいい敵だもんな。」
和樹(この感じアイツの方がレベルが少し高え。
普通に考えたら絶望する状況なのに何で俺はそんなにも喜んでんのか。)
と話が終わった瞬間虹竜が和樹の方に襲い掛かってきたがその一撃は物凄〜く鈍いつまり暗黒竜が【重力過大地帯】を使ったということである。
和樹「何もしねえうちに終わらしてくれるで【??????】【神気解放】」
ダダダダダドッガ〜ン
虹竜「グヲヲヲヲヲヲオヲヲ。」
虹竜は和樹の攻撃をまともに受けほぼ全ての鱗を失っていた。
つまり和樹は初手で鱗しか剥げなかったように思われるが竜という種は意外と鱗を剥がすと普通に脆いのだ。
それを知っていたからこそ初手でほぼ完全に虹竜の鱗剥がしに和樹は専念したのである。
だが虹竜もただではやられないとばかりに【夢の世界】を発動した。
和樹が止めようとするも寸前の所で【夢の世界】が構築されてしまった。
和樹「ッチイ。」
(あれは物理攻撃でなんとかなるからいいんんだけどな、暗黒竜の
【重力過大地帯】がこの空間だと無効だからとっととこの世界をぶっ壊さねえとなあ。」
ダダダダダダダダダダダダダダッダダダダッダダダダダダ…ピキピキピキピキバッキーン。
和樹「ふう壊れたか。これで終わりだあ。」
暗黒竜&和樹「我らが拳、魔法は一体故に発現せよ〜【過剰重力拳】。」
ドッガ〜ン
盛大な音を立てて虹竜が消滅した。
まるで元からいなかったかのように。
システム音:【英雄プログラム】を春山和樹が乗り越えました。
春山和樹に【天叢雲剣】を与えます。
それから後のことはあまり俺は覚えない。
というのも普通に疲れたのもあるが【天叢雲剣】が【神器召喚】の対象になっていたのだ。
これで今まで全く使えなかった【神器召喚】が活かせるようになるということに気づいて放心していたようだ。
まあ結局のところクラス対抗戦の攻略(ソロ)は俺がぶっちぎりで勝ったけどね。
クラス対抗戦の攻略(ソロ)終了時
1位Sクラス春山和樹(200階層)
2位Aクラス豪炎寺太郎(100階層)
3位Cクラス獅童渉98階層)
4位Bクラス鎌瀬狗(50階層)
タイDクラス天乃光(50階層)
Eクラス刃牙紘太(50階層)
Fクラス石畳了(50階層)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます