クラス対抗編⑦
土竜を倒したあと流石にちょっと疲れが出てきたので179階層でストップして切り上げた。
和樹「さーて他のクラスの奴らは何層まで行ったんだろうな。」
現状確認クラス対抗戦の攻略(ソロ)
1位Sクラス春山和樹(179階層)
2位Aクラス豪炎寺太郎(100階層)
3位Cクラス獅童渉75階層)
4位Bクラス鎌瀬狗(43階層)
タイDクラス天乃光(38階層)
Eクラス刃牙紘太(38階層)
Fクラス石畳了(38階層)
和樹「はあ、マジかよ。おいおいこれはあいつ降格されるかもな。」
少しずつDクラス、Eクラス、Fクラスが追い上げついには鎌瀬は追いつかれてしまったのを見和樹はそう呟いた。
翌日は前日の続きの階層から始まるので俺が一番優位な中180階層に足を踏み入れた。
フロア自体は普通の階層のフロアと変わらない。
違うところがあるとすれば強烈な風が時折吹くことと時折雷がいきなり落ちてくるぐらいであろう。
あたりに響くのはビュウビュウと風が吹く音とバリバリと雷が落ちる音。
それ以外は全く音はしない。
それらの音に打ち消されているだけかもしれないが。
兎に角昨日避雷針を買ったから少しは楽に戦えると思うが油断は禁物だし気を引き締めて風竜に挑むとしますか。
さあて風竜はどの程度やるんだろうな。
風竜(何なんだこの異質なオーラを放つ人間は。人間でありながら我ら竜種より確実に強い。
どうやって見逃してもらおう。)
春山和樹からボスモンスターは逃げられない。
つまり風竜は普通に見つかってしまった。
風竜(え、ヤバイヤバイ、ちょっと待ってえ〜
何でこのタイミングう。)
和樹(漸く見つけたぜ。本気でボコしてやる。
理由は単純明快。
こいつがボスモンスターの癖に逃げ回ったから。)
和樹「こんにちは風竜、そしてさようなら。」
【身体強化】強化倍率変更190%→300%
ボカボカボカボカボカボキッ
風竜「ぐわああああああああああああああああああああああ。
貴様よくもおおお。」
【雷雲を招く嵐】
ビュウビュウビュウビュウバリバリドガ〜ン。
風竜「やったか。」
和樹「覚えとくんだな風竜そういうのをフラグって言うんだぜえ。」
風竜「な、馬鹿なあ。なぜ我が【雷雲を招く嵐】でダメージすら入らんだとお。
あ、あり得ない。」
和樹「雷の方を避雷針で無効化し、風の方はな嵐が発生した上の地点の空気をぶち殴ったら止まったんだ。
楽にしてあげるぜ。」
【幸運の一撃】
ドサッ。
システム音:春山和樹が風竜を倒しました。
春山和樹がレベルアップしました。
現状確認クラス対抗戦の攻略(ソロ)
1位Sクラス春山和樹(180階層)
2位Aクラス豪炎寺太郎(100階層)
3位Cクラス獅童渉90階層)
4位Bクラス鎌瀬狗(48階層)
タイDクラス天乃光(48階層)
Eクラス刃牙紘太(48階層)
Fクラス石畳了(48階層)
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