第3話「彼女と夏休み」
学校の終業式も終わり、ついに夏休みが始まった。
夏休みの1日前の出来事。
彼女カノジョのココが突然、市民プールへ行こうと告げられ、水着を選びにショッピングに行った時の事。
「ねぇ、ケンの水着の好みを教えて?」
オイラは、普通の水着よりスク水派だなっ!
「ねぇ、ちょっと....市民プールだよ....なぜプールに遊びに行くのに....スクール水着なの?いつも学校で見てるよね?」
ココが睨んだ先には、涼音すずねが居た。
「へぇ〜!あんたは、おねぇちゃんに公共の面前でスクール水着を着させるんだ....こんなに可愛いのにスクール水着でいいんだ....。」
「分かったこの私がスクール水着を来てあげるよっ!」
ココのこの妹がスクール水着を!?
「言っとくが、莉音りおんも一緒だぞ?」
莉音は、涼音のクラスメイトだ。
「待ってよ....涼ちゃん。私もスクール水着を着るの?これだと、名前バレるよ?」
涼音は、「学校で着てるからいいだろう?」と言って莉音を説得するのであった。
「私も着るから莉ちゃんも道連れだゾ☆」
なんだアイツ、さっきまで「私が着るて言っときながら....」
涼音は、オイラを睨みつけながら....。
「言っておくが、お前に見せる為じゃないんだからねっ!」
平仮名ひらがなで「すずね」・「りおん」と記載してあった。
「これは、小学生の時のやつだからな。」
えっと....お前達、小学生から成長してないのか?
「あんた....言ってはいけない言葉を言ったな....成長期なんだっ!私が気にしてることを平気で言うなっ!」
ココがやって来て、「あなた達まだ決まらないの?」と聞いてきて。
「わかった、お姉ちゃんが決めてあげる。」
「涼音は、可愛いんだから。」
「こんな感じで、いつも部屋でいるでしょ?」
涼音は、照れながらこっちを見てくる。
「これは、アイツしか知らない....もしかして、お姉ちゃんに撮って渡したのは、お前か?」
「どうしても、ココが涼音の照れてる写真が欲しいというから。」
オイラは、こんな風に写真を使うとは、思わなかった....だけなのだ。
「お姉ちゃんは、いつでも見せるっ!お前は、絶対にダメ。」
こんなので、市民プールへ行けるのか?
結局、涼音と莉音は、スクール水着。ココは、水着に決まった。
「俺とカノジョだけが学校の美少女に攻められるんだが!?」 KENーKUN @ken-kun0912
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