　第11回テーマ【三発の弾の意味】

　暑さで熱中症手前のような気がしなくもないのですが、水分補給しながら書いていきます。8月のしろわんのテーマは【三発の弾の意味】でした。意味なんてないだろ。パッと思いつかなかったので、いずれは書くつもりだった『作倉卓の死亡シーン』ないし『霜降伊代の死亡シーン』を書きました。表向きには銃殺となっていますが、作倉の述懐にもあったように、己が死を如何にして正当化できるか。宗治くんにしろ、結局のところ二人とも自身の能力のせいで「息子あるいは娘と良好な関係を築きたかった(けどできなかった)」二人となってしまいました。悲しいなあ。今回何度か書き直していて、命乞いするシーンがあったりなかったりしたんですが、作倉というキャラクター的に命乞いさせるのもなんか違うなと思って削除しました。

　霜降伊代のほうは、ジェネリック知恵の実と会話しています。ジェネ知恵を手に入れるまでのくだりもそのうち『あのころのリマインダー』でやっていけたらいいですね。もしくは12月から開始されるパーフェクトシリーズ伊代さん編にてカバーされると思います。今回の『三発の弾の意味』の伊代さん視点バージョンが出てくることでしょう。

　https://kakuyomu.jp/works/16816700426698505639/episodes/16817330660785047053

　こちらが自分の。

　しろわんの解答編を書くたびにこれは書くと思うんですけど、って前回も書いたので書きますし、今回も書いておきますが、しろわんとはわたしの高校時代からの友人であるしろたさんがその時の気分で決めたテーマに沿うような短編なりエッセイなりを書く企画です。ここまで前回のコピペです。しろたさんは近々試験を控えているので今回は欠席となりました。がんばれー！

　https://kakuyomu.jp/user_events/16817330660985265763

　今回も3作品ですね。ありがとうございました。映画『JFK』大好きなのに『三発の弾』と結びついていなくて、参加してくださったお二人の作品にはJFKであったりオズワルドであったりが登場しているのですが、最初読んだ時にキョトンとしていました。なんでやろなと。デスゲーム小説でカルカノ(※狙撃の際に使われたとされる銃)を擦ったくせに察しが悪すぎる。暑さのせいということにしといてください。

　https://kakuyomu.jp/works/16817330661150597975

　こちらが@o714さんの作品。ご参加ありがとうございます。先述の通り、自分は察しが悪くてミステリーにも触れてこなかった人生なので、正しく読み取れていない可能性があります。先に謝っておきます。ええと、被害者は有名な脚本家で、加害者は監督――と途中にはありますが、最後のサム警視と部下との会話との整合性が取れない気がするんですよね。彼らは強盗犯と家主と言っていて、この場合は家主が脚本家だったってことになるんでしょうけども。でも脚本家と監督は事務所で話しているから家主というのはニュアンスとして違う気がして、どのシーンとどのシーンとが時系列的につながっているのかを考えながら読ませていただきました。もしよろしければ正解を教えてください。

　https://kakuyomu.jp/works/16817330662043607476

　こちらが筆開紙閉さんの作品。ご参加ありがとうございます。妹を認めない兄が一瞬で退場。このスピード感がいいですね。兄にも兄なりにきっと理由があったんでしょうけど、そんなことなど一蹴する従者のオズワルド、いいと思います。グラファイトの元に辿り着いた二人の聖女(暴風と火焔)も手練れだった(そうでないと茨の森を抜け出せない)と思うのですが、サクッと倒してしまうあたりでグラファイトの強さが伝わってきてとても良かったです。騎兵に混じって王様万歳したいですね。

　企画ページにも書いたのですが、自分は答えを知りません。お題を考えているのはしろたさんです。全ての責任はしろたさんにあります。果たしてケネディ大統領は関係あったのか。

　ここからはしろたさんから聞き出したこのテーマの意図、しろわんの解答編を始めます。

　> 私が好きな番組から。

　> 実際に起きた殺人事件で被害者に三発銃弾が打ち込まれていて、相当な恨みがあった人物が犯人という警察の推理から。

　> ちなみに結末は忘れた。

　> 事実をそれっぽく書くと、フィクションっぽいね。

　とのことでした。納得いただけたでしょうか。自分は全然関係ないんかい！　と突っ込みました。

（ここの欄はしろたさんの作品について触れる箇所）

　次回の第12回はしろわん1周年となりますね。1周年なので自主企画はしろたさんに立ててもらいます。よろしくお願いします。

　最後に宣伝となりますが、第二回アキノテンノウシヨウ(偽)開催中です。

　https://kakuyomu.jp/user_events/16817330662342815790

　短編を書くとその関連作品が必ず読まれて宣伝のような感想文がnoteに書かれる自主企画です。ご検討お願いします。