第5話
メイクをして。
部屋を出る。
彼を探しに行くんだ。
わたし。
彼が、生きてる気がしてきたから。
わたし。
ドアに、手をかける。
ちょっとだけ、こわい。
本当に、彼がしんでいて。
わたしは。
「ううん」
彼に会いに行く。
まずは、ゲーム売場。新作ゲームを見てるかもしれない。
いなかったら、たぶんいつもの喫茶店。きっと、コーヒー飲んで、わたしを待ってる。
「よし。いくぞ。いってきます」
ドアを開けた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます