第33話 みんなで能力開発

マミが?って顔で言って来た「いいよ。教えてくれるの?」


ミヤと光先輩の2人が面白そうな話しをしてうな、と言って近付いて来た。結局、クラスの全員とミヤ、光先輩を加えた6人の能力強化をする事になる。


「えっとぉ、ではここにいる全員が能力強化をすると言うことで良いのかな?俺とタマキの強化方法か良くわからないけどどうする?」

「タマキ君ってテレパシストだよね。であれば家の護衛が相手をしてあげれるこら問題無いよ。全員が能力を強化するのって難しいかもしれないけど、応用はきくはずだよ」光先輩、スッゲー。


思わす見ているとしまった。

「そんな見つめるな! 恥ずかしい」

みつるが恥ずかしいそうに顔を背ける。何か反応可愛い。


サトミが来て、腕をつかまれた。サトミはすでにやる気満々だ。

みんなの予定をまとめ次の土曜日に訓練を行う事になった。


みつるが迎えに来てくれることになり待ち合わせの場所に来た。コンビニの近くに在る。ロータリーだ。


待って要るとリムジンが来て止まる。中から光先輩が出てきた。私服姿、ブルーのワンピースに白い物薄手の上着を羽織っている。本当、私服でも最高です。モデル体型だから何着ても綺麗。


「おはよ。みんな来てるから早く行こう」そう言われ車に乗るとほかの人はいなく俺と光先輩だけだった。

「光先輩、他の人は?」

「ちょっと、先輩は止めて。みつるって呼び捨てにして良いから」恥ずかしそうに上目使いで言って来る。

「みつる、ほかの人は?」

「先に来てもらってる。流石に1度にみんな乗せるのは無理だから」何かモジモジしてる。

「みつるってスタイル良いから何着ても綺麗だね。モデルさん見たいだよ」

「レムは女の子にいつもそんな事を言ってるか?」

「え、イヤイヤ。みつるを見て本当にそう思ったから」何か不味い事言ったみたい。本当、ぼっちはこんな時何て言えばいいかわからない、そこがつらいよ。


何かみつるが真っ赤な顔でこっちを見てる。何か言わなきゃいけないのかな?

「あ、有り難う。しおりが今日服を選んでくれたの」

「しおりさんって、医務室に来た人?」

「そう、覚えててくれたんだね。しおり凄い洋服なんかも勉強していて、何着ていくか迷った時はいつも相談してるの」


「そうなんだ。しおりさん凄いね。それにみつるの事、良く観てる人なんだね」

「うん。お母さん見たい」


そんな話しをしておると郊外まで来た。何かの施設かと思うような場所に付く。門が空き、中に入る。テニスコートが2面あり体育館のような建物がある、その奥に洋風の大きな建物が出てきた。人が住むような建物だとしたらえげつない広さだよ。


みつるの案内で家に入る、玄関広過ぎ、何処で靴脱ぐの?何て思っていると1階は靴ままで良いらしい。びっくりしすぎて何がなんだかわかりません。


1階の奥まで行くと庭が広がっている、何この庭?広?呆けて見ていたら皆揃っているよと言われ外に出る。


サトミが俺に気付くと「遅いぞ、待ち疲れた」と言って来る。気合い入ってますね。

集まったのは、ミヤ、マミ、サトミ、キョウカ、タマキ、みつる、しおりさん。しおりさんも興味が有るようで今日参加してもらう事になった。


「始める前にいっておきたい事があるけど良いかな?」みな注目する。


「こからやってもらう作業はリミッター解除。能力を使って、電池切れみたいになったことある人いる?」


ミヤ、マミ、キョウカが手を上げた。

「電池切れの状態って単純に限界じゃ無くて、ストッパー機能が動いた状態だと思っていて。能力を出す限界はもっと先にあるっての事を体に教える作業、つまり今回は自分の体に、ストッパーが限界じゃ無い。それを教える作業をします。」


サトミが不思議そうに聞いてくる「それって単純に能力を使って力を使い切る作業って事?」


「簡単に言うとそう言う事、先ずは能力を使う上での基礎体力を付ける所からスタート」


みんなから不満の声が出た。

「そんな事やって本当に効果出るの?」マミの声に一同が同意する。


「自分の能力を最大限引き出す為の作業だよ。面倒くさがらずやる。基本が大事です」


「はぁ~、こいつやっぱりドSだよ」タマキ、心の声が漏れてるよ。


「先ずは能力を最大限まで放出しつつ、その状態を持続させることが大事で、それが出来るようになると、様々応用もきくようになるから」


「いや、やっぱり変態だよ」マタキ、流石にひどいよ。いくらなんでも傷付くよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る