第21話大型連休 3

「ちょっと、あんたクラス子全員にも同じ事、言ってんでしょ」

ミヤが怒った顔をしている。


俺、何か悪い事をいっんだろうか?自分で解らなくなってきた。


でも入学してから色々なこと有りすぎて大変だったし、こう言うのもいいよね。


北海道の空港に付く


「もうついちゃった」とミヤがつまらなそうに言う。


サトミとマミが迎えに来てくれていた。2人に合流すると人気無い場所に移動。テレポートで家まで連れてきてくれた。


サトミの自宅はおじいちゃんおばあちゃんも同居してるらしく凄い豪邸だった。おじいちゃんは北海道でも有名な酪農家らしく家もおじいちゃんが建てたらしい。後で聞いたらみんな家のでかさにビビったらしい。

サトミの両親が迎えてくれた。

「宴会の準備も出来てるからゆっくりしていって」って。何か暖かいな。


まだ北海道はGWも肌寒い気温だ。家の後ろに温室があって温室でBBQをする事になった。サトミのお父さんが来て男の子はゆっくりしてなさい、こんなに女の子が沢山いるからと言ってくれた。(お言葉です甘えます)

サトミのお父さんがうちの子が男の子の友達をつれて来るなんてと、興味を持たれたらしい。


「高藤君は、1年の筆頭と聞いたけど?凄いね。今、特機に所属したんだって?」

「ハイ、詳しですね」

「まあね。僕も機動隊に在籍してるからね」・・・・それ早く言って。


思わず立ち上がり「失礼しました。高藤 仁です。現在、特別機動隊に出向し特別機動隊に所属となっています」敬礼しながら挨拶した。

「あ、いやいやそんなかしこまらなくて良いんだよ。座って座って」

「ハイ、有り難うございます」もう緊張しまくりです。所属部隊の大先輩ですよ。サトミさんこう言う事は先に言ってね。


ミヤが駆け寄ってきた。

「初めまして。私は副教官をしていました。志島 宮と言います。現在は特別機動隊に所属し高藤 仁の上司をしています。小隊長 薫 要より、よろしくお伝え下さいと承っておりました。挨拶が遅れて申し訳ございません」キリッとした敬礼をする。

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