第14話 特機配属
結果として俺は部屋に戻るとこになった。隠れ部屋にいれば安全だそうだ。詳しい事はあす教えてもらえるらしい。
帰りにスーパーによって晩飯の準備をする。腹がへってた為かなり買ってしまったけどまあ、何日に分けて食べよう。特に腐る物無いし。
エントランスでミヤに合う。
「今帰ったの?買い物遅かったね?」怪しんだ目で俺を見る。
「買い物に時間かかって。後、打ち身なんかにきく薬とかわからなくて選んでいたら遅くなった」何かテキトウな答えだな!
「そっか、特機の訓練って過酷で有名だからね。よしよし」そういって頭を撫でられた。
「頑張っているからお姉ちゃんが美味しい物作ってあげる!」その言葉に止まってしまった。
「もしも~し、生きてるか?」ミヤが心配そうに顔を覗き込んできた。
「あ、ごめん疲れ過ぎてるみたい」等と言ってると部屋に引きずられてしまった。俺の部屋に行くのかと思ったが来たのがミヤの部屋だ。女の子の部屋初めて入った。何かいい匂いがする。デヘ~!
ミヤが2人分の料理作ったけどハマが緊急招集されて困っていたらしくミヤの部屋で晩飯を食べる事にになった。
色々料理出来るよっていっていただけあって美味しい物が多かった。幸せ。夜も遅くなり、部屋に戻ると伝えたら、湿布などの薬をくれた。
「今日はハマが戻って来るから、お泊まりはまた今度ね」って、オラ、昇天。オラもイチャラブしていいですか?は、ヤバい。ハマの影響だろう。きっとあのいけない大人のせいだ。
翌日体の痛みに耐えながら学校に行く。特機の訓練を受け出し2週間が経つ。全身筋肉痛だ。疲れと筋肉痛で歩くのにも時間が
かかる。学校までの道のりに倍の時間がかかった。学校に付くと光先輩と間宮先輩がいた。2人に声をかける。老人のような歩き方に2人が驚いている。
「おはよう……。君、大丈夫か?」光先輩があまりの状態に心配してくれた。
「有り難うございます。なんか特機に配属が決まりまして。こんな有り様です」
光先輩と間宮先輩が顔を見合せ
「特機だと。それは御愁傷様」「何で特機なんて選んだの?あそこは地獄だよ!!」と教えてくれた。
「そうなんですか?自分で選らんだ訳じゃなくて君島警視監から命令で行くことになりました」
「そうなんだ。筆頭とはいえその決断は早いな。後々もめなきゃいいけど」間宮先輩が心配してくれている。嬉しい。
「体は大丈夫か?あそこは残れるやつが少ないから大変だそ」光先輩も心配してくれている。もう、両手に女神。オラの人生捨てたもんじゃないね。
学校の入り口まで来ると私達は用事が在るからとあっさり別れた。グズん。
地下エントランスに行くとサトミとタマキがいる。2人に声をかける。
キョウカとマミを待っているらしい。良く観るとエントランスの中にお土産屋さんに食道、コンビニなんかもある。物珍しく物色していると、2人が合流する。全員揃い学校に入るのは入学の時以来だ。
「あのさ~、入学式やってない気がするけどみんな何か聞いてる?」
「レム知らないの?異能科だけ9月なんだよ」タマキが教えてくれた。
「9月なの?初めて知った」
「そっかぁ。ちょうどレムが、休んだ日に学校説明があったから知らないんだ」サトミが教えてくれた。サトミさん、今日は色々話してくれるね、何かあったのかな?
「ところで、何でレムだけ所属が決まったの?普通2年生からでしょう?何かやらかしたなぁ」ニヤニヤしながらキョウカが見ている。俺じゃ無いけどやらかした奴らがいる。
体を押さえながら「良くは知らないけど、俺は自分を守る力が無いと駄目だって話しになったらしい。で、現在受け入れ可能な所が特機だけらしい。あつつ」歩くだけで体が痛い。
「ねぇ。私達が訓練を見学する事は出来ないの?私達も遅かれ早かれみんな何処かの
部隊に配属されるんだから」マミのは発言に一同がうなずく。
「そうだね。今日にでも薫小隊長に聞いて見るよ」
教室に入り、授業が始まる。
高梨教官がいつもより不機嫌な顔で入って来る。
「はぁ~。今日は授業無し。取り急ぎ決めることがある。それと君たちに報告がある」
「席を丸く繋げてくれ!」何か投げやりな言い方だな。寝不足か?熊2匹モ目のしたのは飼って重く無いのか?
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