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  • アニメ。
    原作(ここで指すのは賢治ではなく)ますむらひろし氏です。
    ガロとかで活躍した人で、小学生の頃目にした古い漫画「アタゴオル物語」の大ファンで。ますむら氏賢治の大ファンでしたから私もそこから派です。宮沢賢治の作品の漫画をずいぶん出してるんですよ。そこからアニメ化されて。
    久石譲や細野晴臣の音楽も良くあってましたよね。
    は!!
    ごめんなさい…話がそれて…
    6話。ご馳走様でした!!

    作者からの返信

    ますむらさん、ずっと描き続けておられますね。行けなかったんですけど、最近も花巻市の宮沢賢治イーハトーブ館で講演をなさったそうです。展覧会は現在も開催中ということです。
    https://www.kenji.gr.jp/2023/05/08/21614/

    読んでくださいましてありがとうございます。
    ぜひまたよろしくお願いします。

  • 正しいことを言う怖さか〜
    そういった側面でとらえたことがなかったような。
    ほぅ、そうか〜っとしみじみ読んでおりました、

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    私の「感じ」ですけど。宮沢賢治は、「これはこうだ」と言い切る強さにあこがれながら、それを実行することにためらいをいつも感じてるひと、だと思うんです。
    また、それが、十数年のあいだにあれだけの作品を生み出せた一つの理由だとも思うんですね。
    もしかすると、違うかもしれないんですけど。

    またよろしくお願いします。

  • ブルカニロ博士のやつが好きだったなあー

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    じつは私もそうなんです。
    現在では、博士は「削除された人物」ということになっているのですが、私は博士が出て来るバージョンが好きです。
    詳しいことは「「銀河鉄道の夜」の「版」について」に書きましたので、よかったらご覧ください。
    またよろしくお願いします。

  • 現代とは違う夜空。そうですね~
    古代ギリシャ人が星座を見て物語を作った様な感覚で、
    書いたかの様な感じがします。

    異世界!!!!!!
    さすが賢治ですね~

    情報量の多い文章で、読んでいてとても心地よかったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    お返事が遅くなってしまって申しわけありません。

    賢治は、星については、科学的なアプローチよりも「地上から見上げた星空」のほうにより強い関心があったのではないかと思うようになりました。

    「異世界」とか書いているのはかなり重い病気で寝込んでいたときのメモ書きで、あの時代、そういう状況で「異世界」が考えられるというのはすごいと思います。

    またよろしくお願いします。

  • 最初に「銀河鉄道の夜」に触れたのは、たしかアニメ版だったと思います。
    キャラがみんな猫になっているという、斬新なアニメでした。
    古いようで新しい、新しいようで古い……そんな感じのアニメでした。
    それで満足してしまって(出来の良いアニメだったので)、実は読んでいません(笑)

    しかしこのテクストを読んで、読んでみようかな、と思いました。
    いろいろと考えながら。
    蠍の話とか、印象的なんで、よく覚えてるんですけど、あれも考えてみたりしたいもんです^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    キャストみんな猫(途中から乗って来る遭難者だけ人間)のアニメ、ありましたねー。あのアニメはたしかに出来がよかったと思います。蠍の話とかはほぼ原作どおりだったと思います。

    私は、最初、現在では古い校訂(原稿のどこをいかしてどこをボツにするか)とされている谷川徹三版で読んで、親しんでいました。このアニメは現在の校訂版にもとづいて作られているので、現在の校訂の版に接したのは、じつはこのアニメが最初でした。
    最大の違いは、谷川版では、ジョバンニの旅の最後にブルカニロ博士という人物が登場して旅の意味を話してくれるのに対して、現在の版ではその場面がないことです。
    現在の版を読んだのは、アニメを見てからだいぶ経ってからでした。

    この物語は賢治生前には未刊行で、原稿も整理されないままに遺されていたので、原稿の順番さえ確定していないし、作者がどこを削ってどこを遺すつもりだったかもあいまいでした。そのためにいくつもの「校訂」が生まれたのですね。最初のころは、現在の結末部分が銀河の旅より前に来ているという校訂もありました。
    岩波文庫版が現在でも谷川版、ちくま、新潮、角川などのその他は、ごく一部の例外を除いて現在の校訂にしたがっています。
    また、そのへんの話も書いてみたいと思います。

    またよろしくお願いします!

  •  どうも。投稿ご苦労様です。
     私にとって、宮澤賢治は東北ということと強く結びつきます。 
     どこかで読みましたが、イネというのは自家受粉するので、改良が難しい。賢治もまたそこで苦労した云々。ここら辺は、正直、記憶が曖昧です。

     ただ、いずれにしろ、銀河鉄道というのは、ずい分、突飛な発想であるのは確かだと想いますね。特に農学校教諭、つまり理科系の賢治からすれば。

     そして、これがあるからこそ、999が。

     いかん。テーマソングが聞こえて来る。

    作者からの返信

     ありがとうございます!
     賢治は「陸羽132号」という稲の品種を詩に読み込んでいます(「塩水撰・浸種」)。現在のコシヒカリのご先祖にあたる品種だそうです。岩手県で作っているのをイベントで食べさせてもらったことがあります。もの珍しいということもありましたけど、けっこういい味だったと思います。
     賢治は「稲作だけに頼らない農業」を目指し、農業の多角化を目指したのだけど、稲作だけでもせいいっぱいの地元からは「お金持ちの道楽」とみられてあまり理解されなかった、という話もあります。
     賢治の家のあったところから坂を登ったところが花巻城跡で、そこを突っ切って軽便鉄道が走っていました。また、賢治の家のすぐ南では、西の方から流れてきた豊沢川が北上川に合流しています。そんなことから「川」も「汽車」も身近な存在だった、ということじゃないかな、と思います。
     軽便鉄道ですから、そこから999まではまた一跳躍ありますけど。
     でも賢治の家からは東北本線の線路も近いので、大きい機関車も知っていたし、汽笛やドラフト音は毎日毎晩聞いていたことでしょう。

     それでは、またよろしくお願いします!