44 6月2日(木) お下品音頭をさあ踊ろう♫

 昨日、妻がボクのことを『お下品馬鹿夫』って呼んでることを書いた。ボクの近況ノートにも、『妻がお下品馬鹿夫って書いたメモ』の写真をアップした。


 それで、ボクは昨日この日記に『馬鹿夫』の説明は書いたのだが・・うっかり『お下品』の説明を書くのを忘れてしまった。

 

 それで、皆様のご期待に応えて(誰も期待してないと思うけど)、今日は『お下品』のことを説明するよ。これが、今日の『よかったこと』だよ。


 僕たち夫婦はよく『お下品』って言い合っている。こんな具合だよ・・


******

 (朝起きて)


 ボク:「君、昨日、寝ていて『ブッブー』ってすごいオナラをしていたよ。すごいオナラで部屋が揺れてたわ。お下品だねえ」


 妻 :「ウソよ。そんなのウソよ。私がオナラなんかするわけないじゃない。あなたが自分でしたオナラを夢で聞いて、私がしたと思い込んでるんでしょう。あなたはお下品だから」

******


 あるいはこんな感じだよ・・


******

 (何かをガサガサと大きな音を立ててやってるボクに)


 妻 :「うるさ~い。テレビの声がきこえな~い。もう、お下品ねえ」


 ボク:「こんな音を立てたら、うるさいだろ。それ、お下品。お下品。ガサガサ、ガサガサ」

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 次は毎朝・・・


******

 (朝起きて、トイレに行くボクに)


 妻 :「あっ、お下品ヒンだ。お下品ヒンが歩いてる!」


 ボク:「お下品、お下品、お下品ヒン」

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 「お下品ヒン」というのはもちろんボクのことだよ。


 この最後の「お下品、お下品、お下品ヒン」のところが、実は『お下品音頭』になっていて、毎朝ボクは『お下品音頭』を踊っているのだ。


 『お下品音頭』の振りは簡単だよ。ぜひ、以下の文を読みながら、皆様もご一緒にやってみてください。


 まず、最初に「お下品」と言いながら、進行方向に対して身体を右に向ける。そして、左手を肩の高さに持ち上げる。


 次にもう一度「お下品」と言いながら、今度は右手を肩の高さに持ち上げる。


 最後に「お下品ヒン」と言いながら、肩の高さに上げた両手を、オゲ、ヒン、ヒンの言葉に合わせて軽く3回上下動させるんだ。鳥が羽ばたくような感じでね。そのとき、両手は握って、じゃんけんのグーにしておくといいね。


 次の「お下品、お下品、お下品ヒン」では、進行方向に対して身体を左に向けて、右手、左手の順に持ち上げて、同様に3回上下動させるわけだ。


 こうして、「お下品、お下品、お下品ヒン」と言いながら、左右交互に同じ動作を繰り返すんだ。これが『お下品音頭』。どう、簡単でしょ。


 えっ、踊りは苦手だって・・昔から学校のダンスの授業は苦手だったんだって・・『お下品音頭』はダンスっていうほどのものではないんだけど・・まあ、いいよ。安心して。そんなあなたにピッタリなものがあるよ。


 それが『お下品チャチャチャ』。


 よくオリンピックの放送なんかをテレビで見ていたら、日本の応援団の人たちが「ニッポン チャチャチャ」ってやってるじゃない。「ニッポン」って声を出して、あと手拍子で「チャチャチャ」とやるんだよね。この「ニッポン」を「お下品」に変えるだけでいいんだよ。「お下品」って声を出して、あと手拍子で「チャチャチャ」とやるわけだ。「チャチャチャ」は声に出して手拍子をしてもいいよ。あるいは、手拍子をせずに「チャチャチャ」と言うだけでもいいよ。あなたの好きなやり方でいいんだ。


 これは実に簡単でしょ。さあ、ちょっと練習してみよう。


 そ~れ、皆さん、ご一緒に~・・「お下品チャチャチャ」・・「お下品チャチャチャ」・・「お下品チャチャチャ」・・


 うまい。うまい。


 この『お下品チャチャチャ』はいつでも口にすることができるよ。たとえば、こんなふうに・・


******

 (何かの書類をいつまでも作成しないボクに)


 妻 :「あっ、まだ、書いてない! お下品ヒン、書いてって言ったでしょ! お下品ヒン、聞いてるの!」


 ボク:「お下品チャチャチャ、お下品チャチャチャ、お下品チャチャチャ・・(遠ざかる)」

******


 こんなふうに『お下品チャチャチャ』はとっても便利な言葉なんだ。


 でも、やっぱり正統派の『お下品』を目指すなら、みんな、人から「お下品ヒン」って呼ばれたいよね。だから、ボクとしては皆様には『お下品チャチャチャ』で満足せずに、ぜひ『お下品音頭』までをマスターしてもらいたいんだよ。


 さあ、それでは一緒に『お下品音頭』を練習しようよ。


 そ~れ、皆さん、ご一緒に~・・右から「お下品、お下品、お下品ヒン」、左から「お下品、お下品、お下品ヒン」、もう一度右から「お下品、お下品、お下品ヒン」・・・


 うまい。うまい。


 ぜひ、皆様も『お下品音頭』をマスターして・・・お家で、職場で、学校で、道路で、公園で・・あらゆるところで『お下品音頭』を踊ってみてください。


 楽しい気分になれること請け合いだよ。


 


 

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