番外編 風羽の言葉

 危ねぇ危ねぇ。

 また、ゼロか百かに落ち入る所だったぜ。


 実は昨日、このエッセイの書き方をガラッと変えようと思っていたんだ。

 ここまで書いてきた物を第一部として、第二部は書き方を変えてみようと思っちゃっていた。



 このエッセイを読んで下さった方から「思考と言葉使いに違和感があって勿体無い」って御意見を頂いて。以前にも「言葉が不自然」って言われた事もあって。


 そうじゃないって分かってはいても、自分が一生懸命に書いてる物を否定されているようで気持ちは落ちた。

「別にいいだろ」って思いつつも、俺って根が真面目で素直だから(ここ、突っ込んでほしい所)、そんな御意見をありがたく受け取らせて頂いた。

 御指摘を頂いても、これまでの書き方に自信があって、これでいくんだっていう気持ちがあれば、貫き通せるんだろうけど、「うーん?」ってなっちゃって。


 少し考えて、第二部は俺口調をやめて自分の言葉で書こうと思った。

 言葉っていうのは凄く大切なものだと思うし、自分の思いは自分の言葉でちゃんと表すべきだとも思う。フィクション小説の登場人物に自分の思いを重ねて喋らせるのとはまた違う気がするし。

 そんなの好きなようにやってもいいだろ? とも思うけれど、やっぱり違和感があるのは嫌だなと思って。

 うまくいくかどうか分からないけど、まずはやってみようって思った。ダメだったらまた第三部を作ってやり直せばいいやって。


 簡単にそう思って、これまでの物を第一部にして、「筆者からのひと言」を下書きして、これから書く物を第二部にする構成を考えていた。エイヤッって投稿ボタンを押しちゃおうかと思ったけど、何となく今はやめておこうって思ったんだ。


 

 そして今日、なぜ自分はこのエッセイを男言葉で書こうと思ったのか、もう一度考えてみた。


 男言葉で書こうと思ったのは‥‥‥

 題名の通り、男言葉で綴ったら自分の思いがそのまま書けるかもしれないと思ったから。

 自分の素直な心を自分の言葉で表すのが恥ずかしいという気持ちが大きかったかな。

 当たり障りのない言葉を選んできちんと整えられたレースレポートみたいな物ではなくて、本心のこもったノンフィクションの自転車ライフを書いてみたいなと思って。

 普通に書いても面白くないだろうと思ったし。


 それをここで上手く変えられるのかな? って考えた。

 自分の言葉で自分の気持ちを、しかもレポートみたいじゃなく読んで面白いように、なんて書けるのかな? って。


 ここまでこのエッセイを書いてきて、ちょっと変でも男言葉で書いたり、やり取りするのはとても楽しかった。



 そんな事を考えていたら、ここでガラッと変えなくていいんじゃないかな? って思った。


 改めて考えてみると、自分の言葉ってどんなだろう? と思ってしまう。デスマス調は堅苦しくなりそうだし。

「〜だわね」とか「〜なのよ」とか女性っぽい言葉は使わないし?。 

 できるだけ友達に話している気分でラフに書きたいなとは思う。

 自転車に乗っている時にふっと湧いてきたり、自然に出てしまったりする男言葉も自分の言葉。恥ずかしくて言いにくい事は男言葉で誤魔化したり、うまく使っていけたらいいなって思ってる。


 ただ基本、これから風羽は自分の事を「オレ」と言わずに「わたし」と言う事にしようと思う。

 シチュエーションに応じて、なるべく自分の言葉に近い形で。色んな言葉になって分かりにくくなってしまったらごめんなさい。


 という事で、これからも暖かく見守っていただけたら嬉しいです。

 ここは自分にとって、書く為の「練習の場」でもあると思っているので、書き方についても気づいた事など何でもご指摘、気楽にコメントなどよろしくお願い致します。🙇‍♀️

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