第17話

プレゼント、もらってしまった

クリスマスなのもちゃんと意味があって私からもクリスマスプレゼントを用意してある

この間の忘年会の後の日から避けるような行動をしてしまっているのもわかっていた、でもこの人はなにも聞こうとしてこない、今の関係が終わったらきっともうこの人はなにも連絡もしてくれなくなる

そんなの嫌だ、だって私はあの頃から変わらない気持ちを持っていてあの電話のときも

「斉藤」

そう名乗られて君ならいいなと思っていた


楽しい時間はあっという間に過ぎていって時間は夜に差し掛かって来ていた

「ねえ、最後に行きたいとこあるんだけどいい?」

「もちろんいいですよ」

「ありがとう」

そこからは何を話したのかあまり覚えてなかった

ただ目的の場所に近付くに連れてドキドキと鼓動が早くなっていくのがわかった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る