第13話

ボーッとする頭で思考を回す、なんであかりが一緒の部屋に???あー夢か、これは俺が妄想で作り出した夢に違いない

「まだ酔ってるでしょ、味噌汁作ったから一緒に飲も」

「…あかり、好きだよ」

「何寝ぼけてんの、はい起きて!味噌汁飲む!」


「昨日大変だったね、おっさん2人に絡まれてめちゃくちゃ飲まされてたもんね」

「そうですね…」

味噌汁を飲み始めたところで頭が動き始めた

どうやらこの状況は現実であり、ここは先輩の部屋ということらしい…ということはさっきの俺の言葉は先輩に聞かれてるってことだな

と回らない頭で必死に考えていく

「昨日の記憶ある?」

「解散してから全くないです…」

「私がお持ち帰りしちゃったの」

といういつものいたずらっ子のような笑顔で話す先輩に

「ごめんなさい、迷惑かけました」

と平謝りをするしかなかった

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