第13話
ボーッとする頭で思考を回す、なんであかりが一緒の部屋に???あー夢か、これは俺が妄想で作り出した夢に違いない
「まだ酔ってるでしょ、味噌汁作ったから一緒に飲も」
「…あかり、好きだよ」
「何寝ぼけてんの、はい起きて!味噌汁飲む!」
「昨日大変だったね、おっさん2人に絡まれてめちゃくちゃ飲まされてたもんね」
「そうですね…」
味噌汁を飲み始めたところで頭が動き始めた
どうやらこの状況は現実であり、ここは先輩の部屋ということらしい…ということはさっきの俺の言葉は先輩に聞かれてるってことだな
と回らない頭で必死に考えていく
「昨日の記憶ある?」
「解散してから全くないです…」
「私がお持ち帰りしちゃったの」
といういつものいたずらっ子のような笑顔で話す先輩に
「ごめんなさい、迷惑かけました」
と平謝りをするしかなかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます