第3話

「おお、そうだそうだ、俺と瑞希が結婚することを決めたのでその報告です」

「まじか!二人ともおめでとう!」

「ありがとう」

「ありがとう、それでだいすけに婚姻届の証人のところ書いてほしいって話」

「え?俺でいいの?瑞希も俺でいいのか?」

そう聞くと

「朔斗の1番の親友だし私も仲いいからね」

そう言われて嬉しいやら照れやらで感情がぐしゃぐしゃになり落ち着くためにビールを流し込んだ


そこからはいつ婚姻届を出すからなど結婚式はいつかとかそんな話をしていた

二人の幸せな雰囲気に俺が1番嬉しい気持ちになっていた


「てか、だいすけは彼女出来た?」

朔斗が帰り際に何気なく聞いてきた

「俺は、まだそういうのはいいかな」

「…お前まだ…」

「いや、そんなんじゃねえよ」

ちゃんと笑えてるのかな疑いつつも精一杯笑いながら答えていた

二人と別れて家に帰ると幸せな気持ちにつられて酒を飲みすぎたことに気付いた

酔いに負けるようにベッドに入りすぐに寝ていた

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