第4幕 ──喜々──
・・・まじかよ
まさか、せなと同じ高校に通うことになるとは、、
せな「そっ、そうなんだね。私じゃあもう行くから!」
あきひで「え、ちょっと」
通り際、セナの顔が上気していたように見えたが、何故だろう。
ともかく、幼馴染と同校になれたのは大きなアドバンテージだ。
これで、新学期早々孤立することはないだろう
という俺の淡い希望は早々に打ち砕かれた。
というのも、せなは運動神経抜群、頭脳明晰、そして顔もかわいい
そんな才色兼備な彼女はあっという間にクラスの中心に上り詰めた
それに対しておれはスポーツも勉強もできず、毎日家でアニメをみるだけ。
さらにコミュ障も患っているので、人が寄ってこないのは自明だ
シナリオ〈仮〉 水沢 ゆい @yuimizusawa
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