リンダ・アイゼンバーグと闇乃 影司
Side リンダ・アイゼンバーグ
リンダ・アイゼンバーグ。
金髪のショートヘア。
白肌。
青い瞳。
プロレスラーらしいボリュームあるダイナマイトボディ。
女性にしては170cm以上の長身。
そして120cmの爆乳。
長い金髪以外、ほぼ性格も容姿も同じなジュディ・ライアーも同じだ。
二人して天照学園のシスターアマネが経営している孤児院(別名、爆乳孤児院)に住まい、一緒にスーパーヒロイン、そして女子プロレス部に所属して女子プロレスラーに憧れる仲だった。
だがある日、彼女達は偶然スタージュエルと言う鉱物――変身アイテムを手に入れる。
リンダ・アイゼンバーグはスターライト。
ジュディ・ライアーはスターカウリングとなり、デスブラック総帥率いるブラックスター。
そして邪神の一体であるエギルと戦う事になる。
最初二人は正直言って浮かれていた。
だけど戦いが激しくなるにつれて戦いの厳しさを知るとともに正義のヒロインとして目覚めていく。
そんな最中に闇乃 影司と出会い、助けられた。
闇乃 影司は二人の変身ヒロインとしての活動に苦言を呈しながらも、なんだかんだ言って危ない所を何度も助けてくれた。
邪神エギルとの戦いの時は右腕と左脚が消し飛び、体がボロボロになりながらも二人を守った。
――どうして守るかって!? 人を守るのに理屈なんかあるかよ!!
――相手が神だろうと何だろうと死なせるもんか!!
――俺は――戦う!! 例えば化け物だろうと、獣だろうと言われても!! 大切な物を手から零さないように!!
その時の影司はとても痛々しかった。
見てられなかった。
自分達の力の無さが悔しかった。
それでも心の奥底では嬉しかった。
二人は闇乃 影司を本格的に意識し、そして恋に発展したキッカケはこの時からだろう。
闇乃 影司は大切な人を何度も失っているせいか、何度も何度も拒絶しようとした。
それでもリンダとジュディの二人は何度も何度も体当たりして心をぶつけた。
同じく影司に惹かれた人達と一緒に。
アナタは孤独なんかじゃない。
アナタは幸せになってもいいんだと。
そうしていくウチに影司は――条件を出した。
たった一度きりの人生、夢を大切にして欲しいと。
そんな影司の想いを二人は嬉しく思い、女子プロレスラーとしてもヒーローとしてもトップを目指す事を誓った。
これがリンダ・アイゼンバーグとジュディ・ライアーの出会いと恋に堕ちた経緯。
そして闇乃 影司との物語の一ページである。
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