突拍子もなけど読んでいるとそうでもない! 日本語の絶滅シナオリオが見事に予測されていて完全にフィクションの世界を借りながらもある意味ノンフィクションでもある本作。 漢字検定準一級の筆者だからこその漢字と日本語に対する危惧と愛情を同時に感じられる作品になっています。 斬新な切り口で軽妙に語られる漢字と日本語の末路は読み終わった後、あなたの心に一石を投じるかもしれません。 ちょっと発掘しちゃった感がある短いけれど面白い作品でした。