第7話への応援コメント
バスに揺られながらどこで降りようかと選ぶ様子がリアルですね。
降りて海へ近づき、、砂浜から波に向かって歩き出す。岩場から飛び込みもがきながら泳ぐ。
案外その水の冷たさで津田はやっと安心を感じるのではないかと、私は思ってしまいました。
30代ってどんな事を考えていたかしら。と自分を振り返ると。欲もあるし未来への希望と不安が同じぐらいあって。今なら要らないやと思えるような事も、諦めきれなかったりして生きるのが下手だったなぁ…なんて思います。何をやってもうまくいかない時期ってホント、結局自分のことが1番嫌になるんですよね…。
最後の手紙を読みながら、津田や香織の苦しさややりきれない気持ち、めぐみちゃんの柔らかな存在がゆらゆら揺れるように浮かびました。
しかし、コロナで世界中が人の命を守ろうとマスク生活や移動自粛の協力する中、片や爆撃で生活を奪い人を殺す。
何でしょうかね。
ウクライナから逃れて日本に来た方に住まいや仕事が用意され。もともと日本にいた日本人が仕事につけずに命を絶とうとする。
幸せってなんだろう。
自分の立ち位置を確認しておかないと、今どこを歩いているのかわからなくなるような時代ですね。
作者からの返信
30代の人間をうまく描けたか分かりませんが、まあこんなところかな、と。
それにしても、おっしゃる通りこんなひどい時代ってあるのだろうかと思っちゃいます。自分の心の中に、そういう暗いものが溜まりに溜まっていました。
今私は、コロナの終息ももちろんですが、戦争が終わってくれることを本当に願ってます。皆がそう願っているでしょう。
とにかく最悪の事態を回避して欲しい。
チョコさまが読んでくださって、コメントいただき、励まされました。
本当にありがとうございました。
第7話への応援コメント
手紙の中の「おいしかった」の羅列、涙が出てきました。そしてバスの中のシーン、津田の本当の願望にも一緒に泣けてきました。ぎりぎりまで追い込まれ、思い詰めたところでの新聞記事、目が覚めるとはこういうことではないかと思いました。津田のような生活を体験したからこそ最後のくだりがものすごく説得力があり、最後の一文にかすかな希望が見えた気がします。
短いお話なのに凝縮した時間と人生を感じました。まだ30代、ちゃんとこの先をやり直せる時間があります。
読んでよかったです。ありがとうございます。
作者からの返信
おいしかったは、いかにも、という印象になるのを避けたかったのですが、どうしても入れざるを得ませんでした。
本当は,5話、6話くらいから、もう少し希望の持てるラストへ向かわせる予定だったのですが、思惑とは全然違う方へ行ってしまい、結局、このようなラストになりました。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
コメント、お星さま、感謝しております。
第3話への応援コメント
苦しいけど、私は津田の気持ちがよくわかる気がします。
家庭をもつことは幸せだけど、独りでいたらしなかったであろう無理や、ケンカ。そういう望まなかった現実に怒りが湧いてきて私も家を出た事がありました。ひとりで飲み歩いて帰らない日もありました。若い頃ですけどね。
貧困は辛いね。酔いつぶれる事もできない津田がなんだかおばあさんは可愛そうに思えるよ…。
作者からの返信
まず、おばあさんはないでしょ。
でも、そうですか。津田の気持ち分かりますか。
チョコさまもそんな経験がおありなんですね。
結婚生活って、時に想像もしなかったことがあるものですよね。
コロナでは、居酒屋で我を忘れるということもできず、辛い思いをしている方も多かったでしょうね。
だから尚更、こういうこともあるのではないかと思います。
読んでくださって、本当にありがとうございます。
第7話への応援コメント
レネさんの小説を初めて読みましたが、文才がありますね!あまりにもお上手で驚いてしまいました。冒頭から心を鷲掴みにされてしまいましたよー!!
風景も想像できますし、心理描写がぐっと胸に迫ってきて、苦しさとか過去の愛おしい思い出とか、主人公を通して私もいろいろと感じてしまいました。
愛情があっても、生活が困窮していると、つい嫌な自分になってしまいますね。なにをやってもうまくいかない、どうしようもないときってありますけれど……いつかは暗いトンネルを抜けるときがくるんじゃないかと。主人公が家に戻って、家族と明るい時間を過ごせるよう願ってしまいます。
暗いだけではない、優しさと愛と希望を感じる素敵な小説でした!
執筆お疲れさまでした(◍•ᴗ•◍)
作者からの返信
そわ香さま。
読んでくださって本当にありがとうございました。
メンタル大丈夫でしたか?
文章を誉めていただいて、とても嬉しいです。
ただ、私は気持ちが乗らないと全く書けず、乗ると書けるのですが、それは一気に書いて、自分でも思っていないことを書くので,プロットとかに忠実にならずに筆が勝手な方へ行き、あとで収束に困るタイプなんです。それを修正しながら何とか出来たのがこの小説で、自分の書いたものとしてはまあまあだと思います。
きっと、主人公は家に帰って再生してくれるでしょう。これは実はどこでどうやって終わればいいか,わからなくて困った終わりなのです。
この返信もどうやって終わらせたら良いのかわからなくなったのでこの辺で。どうもありがとうございました。