ロストサンクチャアリ 事件 編

くろみつ

第1話

「君はどうおもうかい?」

彼の左手には”包丁”がにぎられていた。

「うーーーーーー!!!うーーーーーー!!!」

女の子は身体と口を縛られ、椅子に縛り付けられている。

「ぼくは”おもうんだ”君は世界に選ばれたんだ。カメツ神ジャストの”巫女”に。さけんではいけないよ。心から感じるんだ。その苦しみは神が与えてくれた”痛み”だ。世界の生贄になることを感謝しないといけない。」

彼は彼女の肩に包丁をおきゆっくり肩口に”削った”

「うーーーーーーーー!うーーーーー!」

彼女の皮が肩口からけずれてくる。

スライスした彼女の”皮”を彼はつかみ、口に運んで飲み込んだ。

「大丈夫。きみは”意味”のある犠牲だ。世界の”巫女”として祈りを捧げるんだ。」

彼は彼女の耳を根こそぎ”切り落とした。

その耳を食べ始めた彼は、今度は”女”のズボンを脱がし、その女を”犯し”はじめた。

感じはじめたおんなは苦しみと快楽で頭がおかしくなった。

「これできみは世界に貢献できる。」

彼は最後におんなが果てた後、”女”の首を絞めて、息の根を止めた。

後日、おんなの身体を解体し、”山の井戸”に捨てた。


彼の名前は「雨宮正吾」

後の歴史に残る”連続殺人犯”である

彼は生まれたときから、”犯罪者”として生まれ、犯罪者として「人生」をおえる

事件は数えきれないほど起こすが、生涯つかまることがなかった。

”サイコキラー”である彼には”ある美徳”がある

「世界が停滞している。天使のささやきがきこえない。”殺戮が足りない”このままでは”せかいは腐ってしまう”」


すべての者にうまれながらに役目がある

彼は天から選ばれた”裁きの民”である

彼の裁きは後の世界の”変革”へと繋がる


優しく、思いやりのある彼だったが、彼の人生は「キョウキ」に満ちている


せかいに思い知らさないといけない

わたしの儀式でせかいは”血の一滴”で再生する


”意味のない人生などない”


だが意味を知るには”痛み”がいる

彼はそれを”生まれながら”に知っていた

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ロストサンクチャアリ 事件 編 くろみつ @kuromitu77

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