第31話 今日、私ヌン活します。
優雅にアフタヌーンティーとスイーツ、セイボリー、スコーンをゆっくりと楽しむ。そうあれです。
都会の喧騒から離れて、木々が生い茂るお庭を望める窓側のソファーに座った。既に優雅な気分、スパークリングワインをひと口飲むと、なんとも贅沢な気分へ誘われる。
アフタヌーンティーはイギリスで経験済みのミシェルとおしゃれでしかないフレーバーティーの数々、バラやラベンダー、フルーツの香りの紅茶と一口サイズの可愛いスイーツをナイフで半分に切って食べた。
「最近どう?」
ざっくりとした問いかけを右隣りの子供に投げかける。間違いなく、わたしは恋愛のことが聞きたい。恋人と別れたようで、好きな人がいない、どうしたらいいだろうという答えの出ない話をしながらアフタヌーンティーの時間は進むのであった。
「次どうする?」
「目黒にお勧めのトンカツ屋さんがあるよ」
「よし、行こう!」
おしゃれで優雅なアフタヌーンティーからトンカツ屋さんへ行く方がいるだろうか?
ヌン活からトン活へ。
「あれ?センボリーってなんだろう」
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