第22回 タイミング
我が家の寝室はシングルベットが2つ並んでいる。私の寝相が大胆で縦横無尽に寝返りを繰り返すため、ダブルベットは断念したのだ。
寝ているうちにお互いのベットの間にクレパスができる。まさにこのクレバスが夜の営みの邪魔をしているかのように…
私は普段仕事のある日はその気に全くならず、当初は休みの日にして欲しいと話してはずだが、お休みは慢性便秘の為、朝食前に下剤服用して午前中はほぼおトイレとお友達になっており、もうまったく色気も何もない…
私は私なりに大人の男性もそれなりのタイミングと用意があるではないか?つまり、息子のご機嫌、勃つ勃たない問題を気にして、誘うに誘えない。
「あのー、ここのところ3ヶ月ほどなさってませんが…」
と聞いてみると、「そうだね。」とどうやら忘れてはいないようだ。
ミシェル曰く、あっと言う間に生理が来てしまい、便秘解消に忙しく、いついいのかわからないらしい。
そこでミシェルからの提案が、玄関にあるカレンダーにOKを書いたらいいのでは。
えっ!!玄関のカレンダーにOKを!誰かが来たらなんだろう?と思うのでは?
もしも、OKと書いた日に誘われても気乗りしなくてお断りをしてしまったら悪いわ。などと頭を巡らせならが、まだカレンダーにはOKの文字はない。レス解消の日はいつになるのやら、
はたまたこのまましない日が続き、お互い話にも出さなくなるのでは、それもまだ寂しい気もする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます