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泣きながら読みました。でも、コメントは落ち着いてからが良かろうと再び参上。
魂生の原理と、今生の救済。なるほどでした。
天使ならではのシステムは、なんと素敵なんでしょう。
その一人前の天使となるための修行が、傷付けた人を癒すことと、出会いをもたらすことだなんて。目からウロコです。というか、今まで天使という存在について、あまりに漠然と捉えていて、どのような立ち位置にいるのか、どう振る舞うのか、深く考えたことがなかったと思い知りました。
ようやくの二人の再会に、二人だけの時間。しばらくずっとそうだったけれど、気づいてしまったら、もう認識がまるで変わってしまいますね。奏斗くんという存在にピンときた色音さんは、きっと天使の素質があったのでしょう。
魂の鳴動からすれば刹那とも言える今生の切なさが、このエピソードに表れているようです。私はこの無常観に包まれたハッピーエンド、すごく好きです。やるせないことももちろんありますが、何処か現実的な救済の形にも思えて。
そして、自分もまた大切に。ですね。桜子さんにとっても生前なし得なかったことを叶えることができた、至上の美しいセンチメンタルだと感じました。
作者からの返信
蒼翠琥珀様
泣いてくださったなんて! 嬉し過ぎるお言葉に熱のこもったコメント。どちらもとてもありがたく、励みになっております!
はじめは軽い気持ちで書き始めたのですが、天使の役目ってなんだろう、どんな形にしようと思って考え始めた時、この天使システムを思いつきました。
私も琥珀さんと一緒で、今までは漠然としか考えていませんでしたよ(笑) キリスト教で言う『天使』とは違う意味合い、役割だと思いますし、これは私の願望が詰まった天使像なのですが、こんな風に見守って、私たちが自分の力ではどうにもならない『出会い』を、より良い出会いにしてくれたらいいなと思ったんですよね(*´▽`*) 出会いは万能では無いのですが、それでも傷ついた人がまた温かい出会いに恵まれると信じられたらいいなと。
二人でいる時間は、今までもあったはずなのに、気付く前と気づかない前は全然違ってみえますよね。
『無常観に包まれたハッピーエンド』なんて素敵な表現をありがとうございます。ここで普通のハッピーエンドにしようとは思えなくて、でも二つの魂がちゃんと救済される形にしたいなと思いながら書いておりましたので『現実的な救済』『至上の美しいセンチメンタル』と言うお言葉までいただけて、感激しております。
ありがとうございました!
泣きながら読んでおります( i _ i )
桜子さんは「古い恋は終わりにして新しい恋を始めた」と思っているようですが、同じ魂にもう一度恋をしたってことですよね? 二尋さんも言っているように。
「最後までわがままでごめんね」
「いいや。初めてのわがままだよ」
この遣り取りがたまらなく好きです。桜子さんの素直さと二尋さんの優しさがよくわかります。できることなら、今世で結ばれて欲しかった。
でも、最後に想いを伝え合えて良かった……
私も今世を大切に生きねば、と思いました。
作者からの返信
霧野様
優しい涙をありがとうございます。
おっしゃる通りです。同じ魂にもう一度恋をしました。これ本当なら時を超えた恋ですよね。運命の相手ですよね。そんな結末もあったはずなんだけれどな(笑) 自分で書いていて酷いと思う(;^_^A
そのセリフ、自分でも好きなセリフ(笑)だったので、コメントいただけて嬉しいです。こんなに思い合い引き合っているのに、関川&色音(桜子)でのハッピーエンドにしませんでした。ごめんなさい(^^;
でも想いを伝え合えて良かったとのお言葉ありがとうございます。
本当に、今世を大切に生きたいですよね。迷っていることがあったら、是非とも後悔しない方向に考えて欲しいなと思います。誰かのことを考えて我慢することばかりじゃなくて。自分のために使って欲しいですね。
優しいお言葉の数々ありがとうございました。
ああ~~~、切ない!
私は、先程から、いやもう、この9膳、10膳からずっと、これを読んでるフタヒロさんがニヤけていて仕方がないと、もう手嶌さんの音楽の盛り上がりに途中から脱線して、フタヒロという名前が出る度に思ってしまったw
私だけのフタヒロ!
ついに本音が!
愛情は、二人の離れていた時間と距離が長い程、そして届かない関係であるほど、我が儘に深化し、狂おしくなるもの。
さて、最後のエピを、今度こそ手嶌さんの素晴らしい歌と共に堪能しよう!(#^.^#)
作者からの返信
風鈴様
フタヒロさんって、名前を貸してくださった関川さんのことかしら(*´▽`*)
きっと楽しんでいただけているはず(笑)
桜子の呼び方も微妙に変えていきました。二尋さんから呼び捨てに。最後くらいはわがままを言いたいと。それはきっと桜子にとって大切な思い出の一つになって、天使になっても残るのかなと、そんな風になったらいいなと思っておりました。
たくさん読み進めてくださりありがとうございました。
こんな人生だから自分のとこに真っ先に天使来てくれるはず✨っち、心がけが極めて夜露死苦ないので来ませんな❌
作者からの返信
おっさんBasser様
そんなこと無いじゃないですか(^_-)-☆
素敵な娘さんとお孫さんが舞い降りてきたじゃないですか(*´▽`*)
それに父の日にレストランへ連れていってくれるなんて、親孝行なお子さんですよ。とても仲良し親子で羨ましいです。
いつも温かい応援をありがとうございます。
天使の修業がそんなことだったとは!
桜子さんは冬子さんで、しかも色音さんだったのですね!
救われると別れて今うのが切ないです。
作者からの返信
小烏 つむぎ様
複雑な設定を読み解いていただけて感謝です。おっしゃる通り、桜子は冬子で色音でした(;^ω^)
救われるとお別れになってしまう。切ないですが、だからこそ救いのある別れになるように二人が共に努力して伝え合う、そんなラストにしたかったんです。最初の別れの時はちゃんと伝え合わなかったので、心に暗い影を残してしまいましたから。
天使システムは、私の願望でもあります。こんな天使がいてみんなに素敵な出会いが増えるといいなと(笑)
温かいお言葉ありがとうございました。
こういう天使システム、気づかないところで本当に作用してるのかなぁ。
切ない中にも希望の光が見えると、ザワついていた読み手の気持ちも落ち着いてきますね。彼女の一言で得た愛、今後はどう活かしていくのか楽しみが広がります☆
作者からの返信
愛宕平九郎様
こういう天使システム、あって欲しいなと言う私の願望の物語です。でも、こうやって愛宕さん始め、素敵な皆様に出会えていること自体が、私にとってはリアル天使からの贈り物だと思えるんです(*´▽`*) 感謝です(#^.^#)
ハッピーエンドを望んでくださる声も多かったので、色音と関川さんのままでと言うのも考えたのですが、描きたかったのは「出会い」そのものだったので、こんな形で落ち着きました。出会いがいつも幸せを呼ぶわけでは無いけれど、一つでも多くの良い出会いがあることを祈りたいです。
希望を感じていただけてほっとしました。
いつも温かい応援をありがとうございます。
天使の修行っていいね。
実際にあったらなんて思ってしまいました。
桜子、せつないね。
作者からの返信
雨 杜和orアメたぬき様
早速お越しくださいましてありがとうございました。
天使の修行、あったらいいと思っていただけて嬉しいです。
私も、こんなシステム本当にあったらいいなと思いながら書いておりましたので嬉しかったです。
桜子のことも思いやってくださりありがとうございます。
いつも温かい応援をありがとうございます。
切ない。
でも、別れがあって出会いがある。
天使ってふわふわした存在くらいにしか思っていなかったのですが、桜子さんの説明を聞いて、すごく納得しました。
作者からの返信
一帆様
切ないとのお言葉、ありがとうございます。
私も今回登場させるまでは深く考えておりませんでした(笑) 最初はダジャレ目的だったし(笑) でもどんな設定にしようかなと考えた時に、ちょっと真面目に考えてこんな形になりました。
桜子の説明で納得したとおっしゃっていただけてほっとしました。
一気に謎解きをしてしまったので、わかりづらかったかなと心配でしたので。温かいコメントありがとうございました。