第2話-プロローグ編-
物心つく前から俺には前世の記憶があった。
だからと言って特別な能力があるわけじゃない、が
記憶があるということは知識があると言うこと。
車や飛行機を作る、なんて物作りの過程は流石に分からないが…。経験したこと、特に口にしたもの
などの過程はなんとなく分かるし、把握している。
なにより前の人生でも俺は『食』にたいして貪欲だった。と自負している。ただ、悲しいかな前世の食料が今世にない。という現実。
まぁ、似たような味で料理を作るしかないのだが…
未知への挑戦は男心を擽り。両親に『ちょっと出てくるー!』なんて言って家を出て、
早1年。
もはや家出では。なんてツッコミを入れる奴は居らず。家族もまた『あぁ、また“いつものアレか”』
と、勝手に納得し騒ぐ様子は無かった。
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スライム→夜の営みにも使えるが、味噌汁などに入れトロミを付ける役割もあり。食の愛好家には有名で愛用される逸品
ウルフ→狼。肉が引き締まっていて美味い
ボラ→蛇。毒がある為、頭を切り落としてから料理をする事がお勧め。また蛇の体内にも毒があるが人間の体、胃酸で分散される。
彼が異世界無双していることに気付くまで、あと50日
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