第26話カナリア様とお風呂!?

「お前のお嫁さん中々の美人だよな」

「ダメですよ!カナリア様はあげませんから!」

「大丈夫だって。君は私のものだから誰にも渡されたりしないし渡したりしないよ?」

「ハハ、仲が良くて良かったよ。そうだ。今度妻にも紹介したいんだ。休日に来れるか?

もちろん第二王女様も是非」

「僕は…」

「いいよ。行っておいで私1人でも全然大丈夫。」

「ありがとうございます」

「じゃあ決まりだな。俺はここで。レンはもう残りの授業免除しておいてやるから第二王女様とイチャイチャしてなさい。」

「え!?あ、師匠お疲れ様です!」

颯爽と行ってしまった。

「ということなのでカナリア様、僕は家に帰ろうと思うのですが…」

「帰ろう」

手を出してくる。

僕はそれを恥ずかしがりつつも握った。

「かわいい」


馬車の中ではもちろん膝の上。

「最近できてなかったから家に帰ったらたっぷり愛し合おうね!」


家に帰ると部屋に帰るなり、

「もう逃がさない」

ベットで上から抱きしめられる。

「カナリア様着替えてからの方が…」

「やだ。我慢できない。口開けて」

「待っ…」

強引に口を塞がれる。

舌が僕の口を舐めまわる。

「気持ちいいよ…レン、もっとしよ」

それから何回もしてしまった。

カナリア様がずっと攻めてくるから仕返しに…

なんて誰にも言わないから!!


「レン今日は一緒にお風呂入ろう?」

「いいですよ」

家のお風呂は2種類ある。

基本的にカナリア様は部屋のお風呂を使って、僕は大浴場の方に行くことが多い。

けどたまにこういうことがある。


「ねぇレン」

「はい」

「もっと抱きついてきてもいいんだよ?」

「それは恥ずかしいです」

「えー。さっきはあんなに私に抱きついてきたのに?」

「あれは…!」

「別に今からまた始めてもいいんだよ?」

「あの、カナリア様」

僕は前世でも陰キャだったからそういうことはよく分かんないけど、

「この関係しばらくやめた方が…」

色んな夫婦の形はある。

それでも体の関係だけになってきている気がしている。

もちろん僕が言えることではない。

「なんで?」

「なんか体の関係だけになってきているような気がして…」

「そっか」

僕の経験上半分嫌われた雰囲気になっている。

「いや!やっぱりなんでもないです!忘れてください」

やっぱり余計なことを言わない方が良かった。僕はやっぱりバカ。

「私は愛情表現が苦手なんだ。だからそれを埋めたくて…」

「そうだったんですか…ごめんなさいカナリア様。変なこと言ってしまって。僕先に出ますね」

「ま、待って!」

押し倒されたような感じになった。

「私はレンが大好きだから。愛してるから。だからしたくてしてるんだよ?好きじゃなかったらそんなのしないから///」

カナリア様の顔が赤い。多分僕の顔も赤い。

「これからは君にいっぱい大好きを伝えるから。不安にさせたりしないから。またしてくれる?」

「はい。頑張ります///」

「嬉しい。ありがとう私の王子様。後私のこと2人きりの時は呼び捨てで呼んでくれるんじゃないの?」

なんやかんや恥ずかしくて言えてなかった。

「カナリア///」

「かわいい〜」

それからしばらくお風呂でイチャイチャしていたなんて内緒だよ?


《テストも終わってようやく落ち着いたのでまた再開させてもらいます。より多く投稿できるように頑張ります!》

追記・文章を一部追加しました。











  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る