第12話緊急結婚式!?
「健やかなる時も…」
隣にはめちゃくちゃ綺麗な僕のお嫁さん。
そして周りには
隣国の王族
学園の生徒
アメストの偉い人達。
どういう状況!?
始める前に
「私は隣にいるレンくんと結婚することになりました」
と生徒たちに言うと動揺していた。
「あの氷の王女が!?」
「しかもあの…」
「没落した三男坊だよな?」
「なんであんなやつと」
いろいろ聞こえてきたけど、
「私がレンくんのことがすごい好きだったので私から申し込みました。なので反対する人は」
あんなやつとか言ってた人に向かって
「許しませんよ」
ちょっとかっこ良かった。
で今は隣にいるのがカナリア様。
「誓います」
「アメスト・レンも誓いますか?」
「誓います」
「それでは指輪の交換を」
指輪をつけてあげる。
嬉しそうにしてるカナリア様がかわいい。
僕は今めちゃくちゃ幸せ。
前世でいう披露宴みたいなのが始まった。
「カナリアおめでとう!」
「ありがとう母様!」
「レンくん、カナリアをよろしくね」
「はい!」
「大丈夫だよ、君は私が幸せにするから」
かっこいいです。
それからたくさんの人に挨拶をした。
やっぱり大変。
「ご結婚おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「しかしお相手はあの没落したところの三男坊とは」
辺りが静まる。
「私の夫を侮辱したらいくら隣国の王族であっても許しませんよ」
今にもその人が蹴られそうな雰囲気になってる
「大丈夫ですってカナリア様。僕は何言われてもしょうがないですから」
「そんなことない。教えてあげる」
とどこかに連れてかれる。
「少々具合が悪くなってしまったのですが夫に付き添ってもらいます。後はごゆっくりお楽しみください」
連れてかれたのは別室。
「君は私の大切な人。だからそんな人がバカにされてたら殺したくなるでしょ?」
壁ドンされる
「もう逃げられないからね」
顔が近い。
「か、カナリア様!?」
「ふふ、かわいい♡」
そのまま軽くキスされ
「戻りましょ」
手を繋いでまた戻る。
その時
「帰ったらもっとしようね」
と言われる。
戻るとさっきの人にすごい謝られたけど
「許しませんから」
カナリア様が言うとその場から離れていった
「さすがにやりずきでは?」
「レンくんを傷つけるとこうなるということを知らしめなければ」
それからも披露宴は続き、その間もずっとカナリア様と手を繋いでいた。
帰りの馬車で
「これから毎回こうする?」
お膝の上に乗せられる。
一気に距離が縮まった。
だいぶ恥ずかしい。
「君には幸せになってもらうからね」
と耳元で囁いてくる。
その姿がかっこよすぎた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます